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AirForceOneのblog

F3K,F3Aを中心にラジコンライフを楽しんでいます。

XG8・ジンバルのオールベアリング化

2016-12-29 14:35:00 | ノンジャンル
XG14の良いところはあのスティックフィーリングでしょう。
大口径ダブルベアリング支持とアルミ削り出しのスティックベースによるものですが、
動作が安定していること、軽いことなどからHLGのユーザーの間ではXG8のほうが好まれているようです。
XG8でもXG14のスティックフィーリングを実装することができないか、挑戦してみます。

















XG8のジンバルの片方はXG14と同じ大径ボールベアリング支持ですが、
もう片方はオイルレスメタルになっています。
このオイルレスメタルをボールベアリングに換えればスティックフィーリングが改善するだろうという魂胆です。


電池のコネクタを外し、8本のネジを外して裏ぶたを開けるとプロポ前面だけになります。
青○で囲んだコネクタは両端から持ち上げると基盤から外れます。
ジンバルを止めているのは赤丸の位置にある4本のネジですが、肩の位置にあるネジはレバーの陰になっていて回せません。
左右のレバーは両面テープを挟んでスリットにはめてあるので少しこじると外せます。

ジンバルをとり出したら、ポテンショメーター・軸受けを抑えている金具を外します。

ポテンショメータを軸方向に引いて外した後、引き上げるようにして軸を取り出します。


半円筒形の両側の赤印の位置に内側から爪が掛かっているのが見えますが、これをこじって押すと爪が折れてしまいます。青印のスリットにスパッジャなどを差し込んでこじると外れます。
両側の2本の爪と四隅のピンでパチッと止めてあります。
第2軸が見えたら、同じようにポテンショ・軸受けを抑えている金具を外してポテンショを抜き、スティックのついた軸を取り出します。


軸を取り出したらオイルレスメタルの代わりにボールベアリングを入れ、逆の手順で組み立てて行きます。


今回、手持ちのアミーゴ(TAYAエンジニアリングが出していたラジコンヘリ)用のベアリングを使ったのですが、4×7×2のベアリングを手に入れて、これを使うといいでしょう。
スティックを操作しての感触はかなり良くなります。
特にニュートラルの位置がはっきりと分かる感触になります。
スティックをはじいた時の音、かっちりとした感触はスティックベースがアルミ削り出しのXG14のようなわけにはいきませんが、かなり改善できることは分かりました。
動作状態の動画




修復完了

2011-08-19 03:20:00 | ノンジャンル

パーツが届くまでしばらくかかりそうなので,残ったプーリーを使って,元の形に修復することに挑戦しました。
摩擦熱で溶けた樹脂の塊を除去し,帯状に切ったアルミ缶を貼ってプーリーの面を再現し,内側からエポキシ樹脂を注入して形を再現しました。
白く見える部分が樹脂注入部分です。
切れてしまったフランジ部分はドーナツ状に切ったプラ板をスーパーXで接着して固定しました。
先日,滑走路部分だけ草刈りしてみましたが,問題なく使用できました。