7月12日(日曜日) 午前9時より12時まで会員18名が参加。男性会員も6名応援。
能楽堂全体に装束や面などが並べられてみると、先人たちの能楽に対する情熱に驚かされる。
手作りの羽衣の宝冠や団扇さらには刺繍を施した着物、修理を重ねた唐衣など、よく見ると、個人の寄付がたくさんあり、明治維新に敗れ、武士階級を失い、混乱の明治初期に敗戦国から立ち上がり、能文化を残そうと努力した跡が読み取れる。
今は使われないが、狂言の装束も沢山ある。いづれも汚れ痛んでいる。先輩の努力がしのばれ、大事に保存している。
雑談しながら、90分ほど風に当ててから収納するが、時間がかかる作業で男子も手伝う。
終了後、おにぎり2個とペットボトルで昼食歓談解散。
写真1 写真2 写真3 写真4 5 6 (狂言の装束)
写真7(個人寄付) 写真8
手製の刺繍が施してあるきもの。鶴は水引の金糸を使っている。
手製の団扇(透かし布に見事な絵)明治大正時代の作か。 お面も個人寄付が多い。中には、文化財クラスもある。
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