あみだくじ。
「好きなところを選んだら、好きなように横線を入れていいよ」
この言葉が、運命を大きく変える。
4人の中から、地区の子供会の会長を決める【あみだくじ】
会長職に就くと、子供会以外の行事に借り出される。
地区内にある、老人施設の盆踊り、敬老会。
地区の秋祭り。
市の伝統ある行事への参加の取りまとめ。
学校行事全般。
毎週のように、どこかで会議があります。
考えるだけで、胃が痛くなりそうな役。
この【あみだくじ】に誰も横線を追加しない。
何もせずに、くじが当たると後悔すると思いましたんで、
しっかり線を入れる。
「他人の運命も変えてしまえ」
そんな気持ちで、自分以外のところにも、しっかり線を追加。
・・・結果
『貧乏人さん、会長をお願いします』
崩れ落ちました。
線を追加しなければ、他の人が引く運命にあったものを、
自ら線を入れたことによって、会長職を手繰り寄せたようです。
何もせず後悔するか
それとも、線を入れて後悔するか
【あみだくじ】の難しいところですわ。
『公平なくじ引き』なんで、ブツブツ言いたくないが・・・
普通、高学年の親がするもんでっせ。
今年は周囲の都合で、
ピンチヒッターとして受けた数年先の予定だった役員に、
会長職までついてくるという『おまけつき』
世の中、不公平すぎる・・・