南北協議 2年ぶり

韓国と北朝鮮が2年ぶりに南北当局間会談を開いた。
その中で、北朝鮮は韓国・平昌冬季五輪に参加することを正式表明！
両国は『軍事的緊張を解消しなければならない』との見解で一致した。
平和的解決に向けて協力しようという姿勢で取り組んでいくとのこと。

いい事じゃないか！！
その言葉通りに受け止めたいと思う。
( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ!

しかーし、この協議に面白くない顔をしているのが、ご存知の通りニッポン！

「韓国がいいように取り込まれていくのではないか？日米韓の同盟関係に亀裂が入るのではないか？」と、国民の不安を煽るような報道に一生懸命だ。

「国際社会は国連決議のとおり、北朝鮮に圧力をかけ続けるし、核の廃棄に追い込むまで強い姿勢で国際社会が北朝鮮に制裁を加え続けていかなければならない！」と大声で叫んでいる。

Σ＼(￣д￣;)ｫｨｫｨ、醜いぞ！！

核兵器保有数第一位の米国と、その傘の下に守られている日本がそんな大口叩けるのか？

日本の本音はそこじゃないだろ！

日本政府の一番の懸念は、北朝鮮危機が無くなることだ。
東アジアに平和が来るのは、日本としてはとても困る。
憲法改正と軍拡がやりにくくなるからだ。
そして、いずれは核を持ちたい日本としても、北朝鮮の核を理由に『抑止力として、わー国でも核を持つべきらー！』と言える環境を作っておきたい。

見え見えなんですよ。

連日、御用学者を使って、メディアから北朝鮮の悪口を並べ立てるのをいい加減やめないか？
トランプだって、韓国の力に期待している。
韓国がどこまで北朝鮮を説得できるかはわからないが、少なくとも、軍事的衝突を避けたい北朝鮮の考えを国際社会に知らせることは出来た。
『北朝鮮はしたたかだ！』
という声ばかりメディアから聞こえてくるが、外交というものはそういうものでしょうが。
どの国も自国の国益のため、あれこれ要求を通そうと頭を使うものだ。
それを責めること自体おかしい。

韓国と北朝鮮は同じ民族だ。
仲良くするのは当たり前のことであり、そこに日本が口出しする理由はない。

韓国の力に期待したい。

そして、北朝鮮との対話に消極的な日米に、韓国を非難する資格はない。