11月5日(水)
今日は『酉の市』でした。
11月は日を追うごとに寒さが増していくので、天気もいいし、今日行って来てしまいました。
例年はね、「よーっ、×××っ
」の掛け声は多いほど活気があるし・・という事で何人かを連れ立って行っていたのですが・・
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でも今年は昨年の「熊手」を奉納だけして来るつもりだったので、一人で行ったのです・・。
景気や経営状況も読むのが経営者の義務。
先月、店を一つにし、振り出しから始まったのを機に、「熊手」も終わりにしようかな・・?って、思ったものですから・・。
でもやっぱり、お礼参りをして、境内の店々を眺めて歩いていると、何も持たずに帰るのはやっぱり寂しいものがあり・・。
『新規一転』初心に返り・・と、小さいものですが、やっぱり買ってしまいました
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でもね、初めて一人で行って、奉納時には重かった「熊手」も帰りには片手で持てるほど軽い物に替わったのですが、“肩肘張らない”ってこんなに気が楽なものなのか・・と、今回、あらためて感じましたねー
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今まで、新しい熊手を手にするたびに、その重みと大きさに「来年も頑張らなくちゃ・・」って、重圧感が圧し掛かっていたものが、ちょっと小さな熊手にしただけで・・、とっても気持ちが楽になり、その“小さな”熊手に向かって、安らかな気持ちで“笑顔”で、「来年も宜しくね」と囁けたんですよ。
歳を重ねて行くほどに、ゆっくりと心から“お客様が喜ぶ”のを肌で感じられるような、仕事をしていきたい・と、思うようになりました。
今年の『酉の市』は、私にとってとっても貴重な記念日になりました。