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去年1年間の「落とし物」過去最多 犬は1万匹超 現金228億円超

2024-05-14 07:04:58 | ニュース
NHKWEB
去年1年間の「落とし物」過去最多 犬は1万匹超 現金228億円超
2024年5月13日 15時49分 ニュース深掘り
去年1年間に、全国の警察に届けられた「落とし物」の数は、およそ2979万点と、これまでで最も多くなったことがわかりました。

警察庁は新型コロナ対策の行動制限が去年、解除されたことや、電化製品の小型化が進んでいることなどが、落とし物の増加の背景にあるのではないかとみています。

また、落とし物の中には犬や猫などの「動物」も含まれていて、警察が対応に苦慮しているケースもあります。
目次
  • 去年の「落とし物」過去最多
  • 小型電化製品の落とし物増加
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去年の「落とし物」過去最多
警察庁によりますと、去年、全国の警察に届けられた「落とし物」の数は2978万7068点で、おととしをおよそ315万点上回り、現在の形で統計を取り始めた1971年以降で最も多くなりました。
警察庁は、新型コロナ対策の行動制限が去年5月に解除され、人の流れが活発化したことなどが、前年からの大幅な増加につながったとみています。

これまでで最多だったのは、新型コロナの拡大が本格化する前年、2019年のおよそ2975万点でしたが、なぜ、落とし物の数が増加傾向にあるのか。
小型電化製品の落とし物増加
警察庁によりますと最近はワイヤレスイヤホンや携帯用扇風機など、小型の電化製品の落とし物が特に増えています。

また、「エコバッグ」や「加熱式たばこ」、「モバイルバッテリー」などの落とし物も増えているということです。
警察庁は、小型化した新たな商品の普及で人々が携帯するモノが増え、落とし物の増加につながっているのではないかと分析していて、所持品の管理に注意するとともに、もし落としてしまった場合には、なるべく早く遺失届を出してほしいと呼びかけています。
キャッシュレス決済普及も現金の落とし物過去最多
去年警察に届けられた「落とし物」のうち、『現金』は228億4568万8596円でこちらも過去最多になりました。

また、去年のうちに持ち主に返還された現金の落とし物は、前年に届けられたものも含め、157億8009万4242円で、保管期間の3か月の間に持ち主が見つからず、拾った人のものになったのは、32億5330万2497円でした。
北海道北斗市の一般会計予算とほぼ同額に
 
また、持ち主が見つからず、拾った人も受け取りを辞退するなどして都道府県の歳入となったのは、34億699万6217円でした。落とし物として警察に届けられた228億円を自治体の予算と比較すると、人口およそ4万3000人の北海道北斗市の今年度の一般会計予算とほぼ同じ金額になります。

キャッシュレス決済が急速に普及する中、現金の落とし物が過去最多となったことについて、警察庁は、「国民の間に、現金を持ち歩きたいという心理が根強いことや、キャッシュレス決済の普及によって、現金を使用する機会が減り、財布の中に現金が残ったままであることなどが一因として推察される」としています。
  • 注目
落とし物の中には犬や猫などの「動物」も
 
落とし物の中には「動物」も含まれていて、警察が対応に苦慮しているケースもあります。

警察庁によりますと、去年、落とし物として全国の警察に届けられた動物は2万5535匹でした。
「犬」が1万2722匹、「猫」が4382匹、鳥やカメなど「その他」が8431匹でした。

ペットとして飼われていたとみられる動物も多くいて、警察は、遺失届や首輪、マイクロチップなどをもとに飼い主を捜しますが、見つからない場合、最長で2週間程度まで、警察署の中で飼育します。

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「生命のメッセージ展」池袋暴走事故の遺族が初めて参加

2024-05-14 06:50:09 | ニュース
NHKWEB
「生命のメッセージ展」池袋暴走事故の遺族が初めて参加
2024年5月14日 6時34分 高齢ドライバー事故
犯罪や交通事故で亡くなった人たちの等身大のパネルや遺品などを通して命の尊さを伝える展示会が14日から東京で開かれます。東京・池袋の暴走事故で妻と娘を亡くした遺族が初めて展示に参加し、「犯罪被害や交通事故への理解が広がってほしい」と訴えました。


この「生命のメッセージ展」は、犯罪や交通事故で家族を失った遺族などが全国各地で開いていて、14日からは国会議員などに向けて東京・永田町で行われます。

会場には、亡くなった149人の等身大のパネルが並べられ、遺品の靴や写真などが添えられています。
今回は、5年前に東京・池袋で起きた高齢ドライバーによる暴走事故で妻の松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を亡くした松永拓也さん(37)が初めて展示に参加しました。

パネルは、2人の身長と同じ153センチと90センチの大きさで、真菜さんが莉子ちゃんを後ろから抱きしめているように重ね合わせて置かれています。

スニーカーとサンダルは2人が事故当時履いていたもので、事故後初めて手に取ったという松永さんは、袋から取り出してパネルの足元に並べると、目に涙を浮かべていました。
松永さんは「犯罪被害や交通事故への理解が広がってほしい。ここにいる方たちが命を落とした背景にはさまざまな社会問題があることを直視し、法改正やよりよい社会の構築に役立ててほしい」と話していました。

シャープ 大阪 堺市でのテレビ向け大型液晶パネルの生産停止

2024-05-14 06:44:28 | ニュース
NHKWEB
シャープ 大阪 堺市でのテレビ向け大型液晶パネルの生産停止へ
2024年5月14日 5時49分 大阪府
「シャープ」は、大阪・堺市にある工場でのテレビ向けの大型液晶パネルの生産を停止する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。会社では2期連続の赤字が見込まれていて、生産の停止に踏み切ることで業績の立て直しを急ぎたい考えです。

シャープは、2022年度の決算で2608億円の最終赤字となったのに続き、2023年度も100億円の最終赤字になるという見通しを示していて、不振が続く液晶パネル事業の立て直しが課題となっています。

こうした中、シャープは、大阪・堺市にある子会社、SDP=「堺ディスプレイプロダクト」の工場で手がけているテレビ向けの大型液晶パネルの生産をことし9月までに停止する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。

シャープでは、現在、テレビ向けの大型の液晶パネルの生産はSDPの工場でのみ行っていて、生産を停止すれば国内の拠点はなくなる見込みです。

テレビ向けの液晶パネルをめぐっては、中国や韓国のメーカーとの競争の激化や、コロナ禍での買い替え需要の一巡などを背景に市況の低迷が続いています。

シャープとしては赤字が続く液晶事業を縮小し業績の改善を急ぎたい考えで、新たに策定する中期経営計画にこうした方針を盛り込むことにしています。