北海道最大の食の祭典「さっぽろオータムフェスト」。 2008年に始まった北海道の味覚を楽しむ人気のイベントで道内各地から旬の食材やご当地グルメが集結します。3年ぶり開催の今年は9月9日(金)~10月1日(土)の予定で間もなく閉幕です。ぎりぎり滑り込みセーフで楽しんで参りました!
今日は「さっぽろオータムフェスト2022」の大通公園会場でランチです。3年ぶりの開催となる同イベントは初めての経験です。この時期に合わせて北海道旅行を企画する人もいると聞き楽しみにしていました。開幕早々の訪問を考えていたのですが諸予定もあり閉幕近くのこの時期の訪問となりました。折角の機会ですので十二分に堪能できるよう所々に置かれていたパンフレットを入手し予定を検討しました。結論としては11丁目会場から入り色々なものを食べながら会場を廻り5丁目会場でラーメンかカレーで〆るという野望を持って会場に向かいました。
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「さっぽろオータムフェスト2022」のパンフレット。
【西11丁目会場】
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地下鉄東西線「西11丁目駅」で下車し11丁目会場の「THE Autumn ー食のクリエイトステージー」へ。
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入場に際しては検温が求められ正常体温だと下のシールが発行されます。
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写真は5丁目会場で発行されたものですが幾つかの会場では同様のものが使用され会場内では目立つ場所への貼付が求められました。
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11丁目会場の様子。
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同会場での人気は「さっぽろシェフズキッチン」で長い行列です。札幌市内外の人気店のシェフが日替わりで北海道食材を使用したオータムフェスト特別メニューを提供する企画です。当日はJR札幌駅北口の「osteria EST EST EST (オステリア エスト エスト エスト)」の高山シェフの料理でした。ワインとセットで美味しそうな料理を食べる人が多く、かなり心が動いたのですがここで時間を取られると〆までたどり着けないと心配で断念。
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隣の札幌とミュンヘンの姉妹都市提携50周年を記念して出店したドイツ料理&ドイツビールの「German Grill Meister」へ。
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購入したのは「醗酵バター入りチーズプレッツェル」(600円)と「アップルワインのサングリア」(900円)。まずは食前酒気分です。
【西10丁目会場】
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続いて10丁目会場「Oh!ドーリファーム“お肉じゅっ丁目”」へ。
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10丁目会場入口。
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会場はステーキやローストビーフなどの牛肉の他、豚肉、鶏肉、羊肉など道内各地の肉料理を中心とする人気店が出店。
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「とろけるチーズの羽根つき小龍包」(900円)。確かに肉汁たっぷりでした。ただチーズはいらないような気がします。
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1959年創業の老舗「下町の洋食屋 味かつ」。
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「大通公園」西8丁目と西9丁目の中間に置かれたイサム・ノグチ作《ブラック・スライド・マントラ》。周囲の木々も秋らしくなってきました。
【西8丁目会場】
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8丁目会場「さっぽろ大通ほっかいどう市場」。
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「北海道の味と魅力のショーケース」をコンセプトに北海道内の市町村・団体が出店し各地のふるさとの味や特産品など「北海道の味覚」を提供。本日最も混雑していた会場でした。特にウニや貝の殻焼きなどの海産物に長い列が出来ていました。
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目に留まったのが「古平町」のブース。
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鮎とチップが炭火で焼かれています。
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「古平産チップいろり焼き昆布塩味」(600円)。香ばしく焼かれており“頭まで食べられますよ!”との説明の通り串と包装紙以外は全ていただきました。
【西7丁目会場】
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7丁目会場は「大通公園7丁目BAR」。
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「大通公園7丁目BAR」入口。
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会場では国内を代表するワイン産地となった道産ワイン、新たに誕生した蔵元の清酒をはじめ道産ウイスキーやクラフトビール・クラフトジンなどの北海道産の酒類と其々に合う酒肴の数々が並びます。ここでゆっくりと昼飲みしたい誘惑を断ち切って次へ。
【西6丁目会場】
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6丁目会場は「あおぞら×ほしぞら収穫祭 6丁目はーべすとバザール」。
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6丁目会場は札幌で話題の人気店が集まる「はーべすとキッチン」、6丁目名物・薪窯焼きピッツアの「あおぞら×ほしぞら バル」、グリル料理専門コーナーの「北海道はーべすとグリル」などバラエティーに富んだブースが並びます。
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さらに「シメパフェ」、「ザンギ」、「スープカレー&ルゥカレー」、「ラーメン」等の札幌の人気グルメが一堂に揃う「さっぽろグルメセッション」などがあり木陰の下で楽しく時を過ごせそうです。
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特にシメパフェの人気店「パーラーエノキ × パフェ、珈琲、酒、佐々木」のブース前ではかなり悩んだのですが「ラーメンが先だろう!」ということで泣く泣く断念。
【西5丁目会場】
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5丁目会場は「HOKKAIDOラーメン祭り2022in さっぽろ & 喰い倒れ広場」です。
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「HOKKAIDOラーメン祭り2022in さっぽろ & 喰い倒れ広場」入口。当初は〆はラーメンかカレーと思っていたのですが気分はラーメンに傾いています。
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会場の様子。
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5丁目会場は基本的にチケット制ということで券売所で先ずはチケットを購入。ラーメンは800円です。
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当日の出店は4店。麵屋田中商店(増毛)の「ましけ甘海老味噌ラーメン」、麺乃夢恋(銭函)の「黄金ホタテ香る潮チャーシューMEN」、らぁめん鐡灯りの「絶品!麦味噌スープの室蘭ラブ麺」、Mari iida(札幌)の「Mari iida伝説の背脂煮干肉盛ラーメン」。
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麵屋田中商店(増毛)の「ましけ甘海老味噌ラーメン」(800円)。
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増毛産の甘海老を使用したという風味豊かなラーメンでした。
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デザートは長沼町の「あいすの家」へ。
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「抹茶あんこパフェ」(500円)。
【西4丁目会場】
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最後の西4丁目は【「おもてなし」と「情報発信」さっぽろウェルカムパーク】です。
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西4丁目会場は「さっぽろオータムフェスト」のエントランス会場としての位置づけのようです。オータムフェストの各会場などの情報発信を行うとともに北海道の料理や飲み物を提供し来客を『おもてなし』する役割を担っているそうです。
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「西4丁目噴水」を囲むように席が設けられていました。お勧めワインを含め様々な酒類をそろえた『WELCOME SAKABAR』が魅力的ではあったのですがちょこちょこ食べて腹加減も良く又財布的にも負担感があったので本日はこれで終了です。
札幌にいながら全道各地のグルメを楽しめることは札幌市民にとっても、ましてや観光客にとっても良い機会でしょう。ただ食べ物だけの価格を考えると少しコスト感があり「大通公園」のアウトドアでグルメ三昧ができるというイベント全体で楽しむようなものでしょう。そんな認識で来年も来ることにします。ありがとうございました。
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本郷新・作《泉の像》とテレビ塔。周囲の木々も色づいて来ましたので日を改めて「大通公園」の紅葉めぐりに来ます。
「さっぽろオータムフェスト2022」
開催期間 2022年9月9日(金)~10月1日(土)
開催場所 大通公園4丁目~8丁目、10丁目、11丁目ほか
電話番号 011-281-6400(さっぽろオータムフェスト実行委員会
(一般社団法人札幌観光協会))
(2022.9.29訪問)