シンガポールへ5泊6日の家族旅行の4日目の後半(その7)です。午前中には「サルタン・モスク」をランドマークとする『アラブ人街』を散策しプラタやムルタバの食事の後はMRT「ブギス駅」界隈などで買い物、その後に「Fairmont Singapore(フェアモント シンガポール)」で娘の予約したハイティーです。

「フェアモント シンガポール」はMRT「シティー・ホール」駅直結で隣の超高層ホテル「スイソテル ザ スタンフォード」ともに「ラッフルズホテル」の「SWISSOTEL」グループの経営です。「ラッフルズシティー・ショッピングセンター」にロビー・フロアがありショッピング、食事、移動などにとても便利です。


「フェアモント シンガポール」のロビー。

ハイティーの場所はホテル1階の「ANTI:DOTE(アンティドート)」。現在「大英図書館」等とのコラボレーションによる「Alice in Wonderland-inspired High Tea(不思議の国のアリスの世界に浸るハイティー)」を提供しています。

ちなみに『ハイティー』とはイギリス貴族の喫茶文化として定着したアフタヌーンティーのシンガポール版。有名ホテルやティーサロンでは三段トレーなどで提供されるシンガポール名物の一つです。ただ昼食と夕食の間の15時頃から始まるのが一般的で昼食も夕食も中途半端になるので「シャングリラ・ホテル」のように12時から提供されるのが好みなのですが今回は娘が予約しました。


「ANTI:DOTE(アンティドート)」の店内。さすがは有名五つ星ホテルのロビーラウンジで豪華な内装です。


15時に入店しドリンク注文後15分ほど待って登場した「Alice in Wonderland-inspired High Tea(不思議の国のアリスの世界に浸るハイティー)」。3段トレーでは無く三段抽斗付きのボックスで登場。

屋上に甘いスイーツ、1段目抽斗は甘くない軽食(おつまみ)類のセイボリーズ、2段目は冷菓で3段目にはスコーンが入っています。これにドリンクがTWGの紅茶やモクテルなど2杯付いて68ドル++(10%サービス料と9%消費税)で1人前81ドルほど。かなりの価格です。

最初は溶けない内に!と店の人に勧められた「柑橘キュウリシャーベット」。


「クラシック・バニラスコーン」にはレモンバター、カード、ストロベリーマーマレードの3種のスプレッド。



フランミンゴなんて『アリス』に登場したっけ?と娘が検索すると『ハートの女王が持つクロッケーのマレット(木槌)』として登場していました。仲々1品1品手が込んで味良いセイボリーズ&スイーツでした。

2杯目ドリンクの「モクテル」には『ドリンク・ミー』と書かれたカクテル・ベースが付いてきます。入れて飲むのですが南の島のカクテルを思わせるような微妙な味でした。

当日は娘の誕生日でもあったのでサービスでバースデー・ケーキが登場。

何かミスコミュニケーションがあったのか笑い話になるプレートでした。

値段とともに大変印象的で思い出に残るハイティーでした。ご馳走さまです。

ハイティー後は昔『シンガポールの秋葉原(電脳街)」と呼ばれた「フーナンセンター」で買い物。娘いわくお洒落になったそうです。写真は「フーナンセンター」から見た「フェアモント シンガポール」(中央の低層(でも26階です)ホテル)の入る「ラッフルズシティー・ショッピングセンター」。以前家族で乗ったことのある「ダックツアー」の水陸両用車両が通過していきました。以上で4日目が終了。実質の最終日である5日目の「シンガポールへ5泊6日の家族旅行の4日目の後半(その8)」へ続きます。ありがとうございました。
(2022.10.23)