シンガポールへ5泊6日の家族旅行の実質的最終日5日目(その8)です。本日は基本自由行動ということで娘たちはオーチャード界隈に買い物に出かけ我が夫婦はインド人街です。名物であるフィッシュヘッド・カレーなどが目当てです。
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MRT「ファーラーパーク」駅前の「セラグーン・ロード」にはインド正月「ディーパ・バリ(シンガポールでは10月31日で祝日)」の飾りつけが華やか。夜にはもっと綺麗のようです。
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先ずは駅近く「スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院」。1885年の創建で国の重要記念建造物。ヒンドゥー教の3最高神の1人であるヴィシュヌ神を祀っています。
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南インドのドラヴィダ様式の寺院とかで塔門や壁の上には極彩色に塗られた神々の彫像でいっぱいです。塔門中央にはヴィシュヌ神のU字のマーク。
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看板にも同様のU字のマークがあります。
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とぐろを巻いた蛇の上でくつろいでいるヴィシュヌ神とその化身たちの彫像 。
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寺院内は土足厳禁で写真撮影禁止。寺院の奥にあるきらびやかな祭壇等が魅了的ですが入口門前から撮影のみで断念です。続いて「ムスタファ・センター」へ。
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「ムスタファ・センター」は24時間営業のインド系のショッピングセンター。日本のガイドブック等では日本のドンキホーテに似ていると書かれてもいますが一説にはドンキホーテ社長がモデルにしたとも。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/71/2d7cf5dd67becc8c5fc320d6cad76fc3.jpg)
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その「ムスタファ・センター」は地上6階地下2階と非常に大きな店内で宝飾品、家電品、文房具、服飾品、家庭雑貨、食料品などあらゆるものが売っています。
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ムスリム用のスカーフなどの衣類等の販売コーナー。
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生鮮品コーナーでは肉や魚、果物に米などの食品が多数取り揃えられています。実は好物の「マンゴスチン」や「パションフルーツ」などを探したのですが残念ながら見つけることが出来ませんでした。
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妻が購入したインド雑貨。同店では万引き等防止のため入店に際しバッグ等の持ち込みが禁止され預けることが求められ購入品も結束バンドで袋が閉じられます。
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次の目的地に向けインド人街のメインロード「セラグーン・ロード」を西へ。途中の街の壁にはこちらでもウォールアートです。
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「セラグーン・ロード」沿いの「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」。1881年にインド・ベンガル地方出身者の人々によって建てられたヒンズー寺院。
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目的のレースコース・ロードにある「バナナリーフ・アポロ」にやってきました。
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「バナナリーフ・アポロ」は1974年創業で近くの「ムトゥス・カリー」とともにフィッシュヘッド・カレーの有名人気店です。
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ちなみに「フィッシュヘッド・カレー(ゴメス・カレー)」は南インド出身のゴメスさんがシンガポールに移住して中国人の食材を無駄にしない(椅子の脚以外は何でも食べる)習慣をみてこれまでは捨てていた魚の頭を活用して創作したとか。南インドにはないシンガポール名物です。
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「フィッシュヘッド・カレー」はSサイズで28.8ドル++。食べる人数により中サイズ、大サイズもあります。魚は鯛のようなレッド・スナッパー。
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注文を済ませると先ずはバナナリーフ(本物のバナナの葉をカットしたもの)が用意され付け合わせの野菜カレー2種がサーブ。
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続いて長粒種のライス。もちろんストップを言うまで大盛も大丈夫です。
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そして「フィッシュヘッドカレー」など各種メインカレーが登場です。
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レッドスナッパーの頭による「フィッシュヘッドカレー」。オクラ、トマト、ナスなどの野菜と20種以上のスパイスで煮込まれた極旨のカレーです。タマリンドの酸味が特徴で極旨ですが激辛ではありません。
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大海老のカレー(7ドル)。ちょっと食べにくい?
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カレーは魚頭の食べやすい部分からスプーンで取り分けて食べていきます。写真はカマの部分。隅々まで食べてもカレーソースは残るので持ち帰りたいところです(駐在の頃は持ち帰っていました。店の人に頼むと袋詰めしてくれます)。
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ドリンクは「ライムジュース」と「マンゴ・ラッシー」。後者はフレッシュ・マンゴたっぷりの濃厚ラッシーでした。
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食後は近くの「タン・テン・ニア邸」へ。菓子製造業で財を成したという中国人実業家の屋敷跡とかでインド人街特有のカラフル建物です。
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「タン・テン・ニア邸」から西側の「テッカ・センター」へ。
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インド人街散策の最後は庶民の台所「テッカ・センター」へ。駐在時にも頻繁にきましたがタクシーなどでは『K.Kマーケット!』の方が通じました。
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1階はフード屋台に生鮮品のマーケット。2階では衣類等が売られています。
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入口には壁絵が。何となく人物がインド系です。
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奥のマーケットの果物店では「マンゴスチン」が売られていました。
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早速に購入。1㎏で3.9ドルでした。
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以上でインド人街散策は終了。午後は娘たちと合流し「シンガポール動物園」へ行きます。「シンガポールへ5泊6日の家族旅行(その9:たぶん最終回)」へ続きます。ありがとうございました。
(2024.10.24)