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札幌・円山生活日記

【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】~百合が原公園/百合が原緑のセンター~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がる札幌市を代表するフラワーパークです。今は「緑のセンター」温室で【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】 が開催されています。

今日は「百合が原公園」です。先週の今年初めての展示会 【市民ラン展~市民参加のランの展示会~】に続いて同公園の「緑のセンター」では1月31日(火)から2月12日(日)までの予定で【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】 が開催されています。各地の皆さんのブログを拝読していると屋外で福寿草などが開花を始めた地域もあるようですが札幌で見るのはまだまだ先です。雪割草に至っては北海道には自生していないため今回温室で一足早い春の訪れを告げる花々の鑑賞に出かけてきました。アクセスは本日も地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バスです。


温室のある「百合が原緑のセンター」。

【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】は温室に入って右奥の小温室です。


【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】の展示会場。今年度は福寿草2品種33鉢、雪割草は34品種63鉢が展示されているそうです。

雪解けとともに顔を出し春の訪れを感じさせてくれる雪割草。北海道には自生していないため今回の展示会のように多数の雪割草を間近で観賞する機会は希少だとか。 
この鉢の雪割草 ‘碧空’などは一鉢の中の花数がかなり多いのですが他の鉢は数輪程度のものがほとんどです。しかも1~3㎝ほどの花の大きさなので控えめで可憐な印象です。そんなところも雪割草の魅力でしょう。
雪割草 ‘碧空’。
雪割草 ‘蓮月’。


雪割草 ‘青嵐’。
雪割草 ‘桜輪’。
雪割草 ‘積雲’。

雪割草 ‘曙’ 。

雪割草 ‘旭’。


例年節分を迎えるこの時期に開花する「節分草(セツブンソウ)」も同じ会場に展示されています。
節分草(セツブンソウ)。
福寿草は北海道から本州の山野に多く見られる日本原産の植物。鮮やかな黄色い花色が美しく江戸時代から多数の園芸品種が作られた古典園芸植物だそうです。自生なのか園芸栽培が広がったのか円山の近所でも根雪が溶ければ屋外で多く見られます。
福寿草。


大温室へ移動。正面には多くの柑橘類が置かれています。

ウンシュウミカン。


大温室内のツバキも先週より開花している種類が随分と増えてきました。ツバキ ‘獅子頭’。

 ‘幾年月’。

 ‘三河雲龍’。

 ‘グランサムツバキ’。

‘紅月’。

 ‘西王母’。

 ‘弁天神楽’。

 ‘タマ・グリッターズ’。

公園のシンボルの一つ大温室に地植えされているミモザは先週より黄色い色合いが増してきました。
例年であれば2月中旬から3月上旬にかけて見頃をむかえるミモザは今年は少し見頃が早まりそうな気配だそうです。公園のウェブサイトをチェックして見頃を逃さずに訪問したいものです。
手前の鉢物のミモザ。 

地下鉄駅へ戻るバス(1時間に2本)の時刻まで少しあるので通常の冬靴でも周れる公園内を散策。「世界の百合広場」の周囲は圧雪されて散歩コースとして利用可能なようでした。公園東口へ向かう園路は上掲写真の通り。
「芝生広場」は雪が舞っていました。
最後に「百合が原公園」のシンボルのサイロへ。

サイロを近くで眺めて帰路に着きました。本日は一足早い春の訪れを告げる可憐な花々を楽しませていただきました。次の企画展は2月7(火)~26日(日)の「アザレア展~道内最大級のコレクション~」ですが会期中でミモザの最盛期を狙って訪問することにします。ありがとうございました。

【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】
開催期間:2023年1月31日火曜日から2月12日日曜日まで
開催会場:百合が原緑のセンター小温室
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
休館日:毎週月曜(月曜祝日の場合は翌平日)

【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原緑のセンター」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-3511
[休館日]月曜(月曜が祝日の場合は 次の平日)
https://yuri-park.jp/
(2023.2.3)

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