本日は久しぶりの「定山渓温泉」です。主目的は3つ。足湯めぐりとして①2024年12月に新たにOPENした「二見の足湯」と②本年3月末で営業終了する足湯専門施設「心の里 定山」、そして③1927年(昭和2年)創業の老舗蕎麦屋「紅葉亭」でランチです。じょうてつバス「定山渓温泉カッパライナー号」をネット予約し「大通西1丁目」からやってきました。

「定山渓温泉カッパライナー号」は1時間ほどで「定山渓神社前」に到着。時刻は午前10時30分すぎ。本日の散策開始です。
【定山渓神社~定山渓大橋】

先ずは「定山渓神社」。登る階段は凍結してツルツルです。

1905年(明治38年)に地元の人たちが守護神として天照大神を祀ったのが始まりという「定山渓神社」。定山渓温泉の開祖と言われる「美泉定山命(びせんじょうざんのみこと)」もご祭神。拝殿は伊勢神宮と同じ「神明造」という歴史ある神社建築様式だそうです。

続いて「定山渓大橋」へ。

「定山渓大橋」から見た下流の風景。

橋に設置されている高橋剛氏による一対のブロンズ彫刻作品「緑の女神」。 反対側のもう一対の女神像があります。

上流にあたる定山渓温泉街の雪景色。

橋のたもとにある老舗蕎麦屋「紅葉亭」。本日の主目的の一つで11時の開店早々に入店しランチです(詳細別途)。

そして「足のふれあい 太郎の湯」。2003年11月オープンで足湯を通して「心のふれあい」を楽しんでもらいたいという思いと「かっぱ太郎」の像があることから名前が付けられたそうです。利用料無料。
【月見橋界隈】

「月見橋」へ向かう「見返り坂」上にある「定山渓温泉」碑と「かっぱ家族の願掛け手湯」。手湯は温泉の暖かさはありませんでした。


定山渓温泉の開祖「美泉定山翁」の生誕二百年を記念し平成17年(2005年)に開園した足湯のある「定山源泉公園」。開祖と温泉が出合った風景を再現しているとか。

「定山源泉公園」内には80℃以上の源泉を利用して自分で温泉たまごを作ることができる「おんたまの湯」もあります。

定山渓温泉の中心「月見橋」から見た下流の温泉街の風景。

「月見橋」上のカッパ像「ボクと記念写真」(小石巧氏作) 。

反対側のカッパ像「ミスジョウザンケイカッパ」(阿部典英氏作)。

「月見橋」から見た下流の風景。閉鎖された右側のホテルが気になります。
【四季のせせらぎ「二見の足湯」】

本日の主目的の一つである2024年12月に新たにOPENした「二見の足湯」は二見エリアにあります。

「定山渓二見公園」から見上げる坂の上にある「二見の足湯」。


定山渓観光協会の運営する【四季のせせらぎ「二見の足湯」】は9:00~21:00の営業。年中無休、利用料金無料です。


高台に建つ半屋外の足湯施設で雨の日や雪の日でも上質な定山渓の温泉を気軽に愉しむことができます。まだ余り知らていないような穴場足湯です。


車椅子での利用も可能で・・。

タオルの自動販売機も有ります(¥300/枚)。


何よりも魅力は「豊平川」を望む大きな開口部から四季折々のロケーションが楽しめること。今は雪景色です。


運が良ければバードウォッチングも楽しめます。当日はヒヨドリがいました。

当日の設定湯温は41度。ポカポカで足が軽くなりました。

大変良い新たな足湯施設でした。最後の主目的地訪問前に二見吊橋へ。
【定山渓二見公園~二見吊橋】

「定山渓二見公園」内の「カッパ大王」(作者不明)。


「豊平川」にかかる「二見吊橋」。紅葉の季節は大変な人出ですが今は静かです。

「二見吊橋」から見る上流方向。伊勢の二見浦(夫婦岩)に由来するという「二見岩」やかっぱ伝説が残る「かっぱ淵」が望めますが雪の中です。

その「かっぱ淵」から見た「二見吊橋」。


「二見吊橋」に戻り下流方向を見ます。

そして最後の主目的地である足湯専門施設「心の里 定山」にやってきました。

長くなりますので(詳細別途)とします。本年3月末で営業終了するのは惜しいような良い施設でした。ありがとうございます。
「定山渓温泉街」
住所 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話 011-598-2012(定山渓観光協会)
http://jozankei.jp/
「定山渓温泉街」
住所 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話 011-598-2012(定山渓観光協会)
http://jozankei.jp/
(2025.3.12)