札幌を代表する観光スポットであり市民の憩いの場でもある「大通公園」。その出発点の西1丁目に建つのが1957年(昭和32年)に完成した「さっぽろテレビ塔」。地上約90mの展望台からは季節ごとに表情を変える大通公園の美しい風景やイベントの様子が楽しめるほか遠くには海山も見渡せます。
今日は「大通公園」の散策に出かけました。何か春の到来を感じさせるものはないかと出かけたのですが草木の芽吹き以外に特に写真映えするものは無し。それではと天気も良いので3月13日(土)から営業を再開した「さっぽろテレビ塔」の展望台より眺望を楽しむとともに札幌観光協会から5大パワースポットの一つとして認定された「テレビ父さん神社」を訪ねることとしました。
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地下鉄東西線「大通駅」を出て「大通公園」に出たところ。本郷新氏作「泉の像」(西3丁目)から「さっぽろテレビ塔」を見ます。「円山公園」でリスを追っかけるのも良いですが都心でこの光景を見ると「札幌にいるぞ!」と実感します。
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「さっぽろテレビ塔」の「90m展望台」は2021年1月16日(土)から当面の間、臨時休業をしていましたが3月13日(土)より各種のコロナ対策を講じて営業を再開しました。久しぶりに登塔すると良い天気のおかげもあり眺望の良さを改めて実感。こちらは南側を見たところ。右奥が「藻岩山」でその手前が同じく5大パワースポットの「観覧車ノリア」。
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西側の眺望。奥が「大倉山ジャンプ競技場」と左隣の「円山」。
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北側の眺望。奥に石狩湾や対岸の山々が見渡せます。
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東側の眺望。札幌は山と海に囲まれた広い平野だと改めて感じました。
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展望台フロアに鎮座する「テレビ父さん神社」。狛犬の代わりのテレビ父母がお迎えです。札幌で最も高い場所にある神社であるとともにテレビ塔改装の際に古い塗装が「落ちない(はげない)」で残っていたことからそのご利益があることでパワースポット認定されたとか。ありがたいことです。
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3階の「テレビ父さんのほほんパーク」。テレビ塔の歴史等も解説されています。
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そこで今日注目したのは開業時の周囲の写真。
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西南方向の写真。1957年当時は「円山」方向はこんな感じだったのですね。高い建物もなく山の中腹部分にも住宅は見えません。ただ開発の兆しは感じられ当時から宅地化が進みつつあったのでしょうか。下界に住む庶民には坂の急な高級住宅街住民の意識が判りません。
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以上で展望台を降りて再び「大通公園」へ向かいます。このテレビ塔台座付近の「ソメイヨシノ」は「蕾ふくらむ」の感じでした。開花が待ち遠しいです。
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このまま「札幌市資料館」まで散策を続けますが途中のアート作品等を少し。こちらは山内壮夫氏作の「花の母子像」(西2丁目)。
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佐藤忠良氏作の「開拓母の像」(西2丁目)。
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坂坦道氏作の「石川啄木歌碑」(西3丁目)。
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峯孝氏作の「牧童の像」(西3丁目)。
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山田良定氏作の「湖風の像」(西3丁目)。
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田畑一作氏作の「漁民之像」(西7丁目)。
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イサム・ノグチ氏作の「ブラック・スライドマントラ」(西8‐9丁目)。
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藤川基氏作の「有島武郎文学碑」(西9丁目)。
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佐藤忠良氏作の「若い女の像」(西12丁目)。背景は「札幌市資料館」。
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この界隈は愛犬家の集まり場所のようで以前積雪の時期に来た際も多くのドッグ・ファンが集っていました。本日も6組の犬連れが交流していました。以上で散策を終了し「西11丁目駅」に戻り帰宅しました。
「大通公園」も「さっぽろテレビ塔」も札幌を代表する観光スポットですので良く整備された見所ある場所です。特に「大通公園」の草木は間もなく開花を迎えるような季節の動きと生命の力を感じました。冬季に閉鎖していた各地の諸施設も再開の動きが出始めておりこれからが楽しみです。色々と出かけるところが増えそうです。ありがとうございました。
「さっぽろテレビ塔展望台」
札幌市中央区大通西一丁目 011-241-1131
営業時間 9:00~22:00
入場料金 大人(高校生以上)800円
*円山動物園年間パスポート保持者は600円。
(2021.4.6訪問)