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札幌・円山生活日記

「札幌美術展アフターダーク」@「札幌芸術の森美術館」

北海道・札幌ゆかりの多彩なジャンルのアーティスト11組が日没後(after dark)に生まれゆく表現の可能性を探り表現した「札幌美術展アフターダーク」が「札幌芸術の森美術館」で開催中です。アーティストたちの創造の源泉に触れる見応えある美術展です。

今日は「札幌芸術の森美術館」で開催中の「札幌美術展アフターダーク」の鑑賞です。この展覧会のポスターは地下鉄東西線「円山公園駅」はじめ各所に掲示されていたのですが「猫まみれ展 MAX」を「北海道立近代美術館」で鑑賞した際に割引券を入手し本日の訪問となりました。いつもの通り地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え終着の「真駒内駅」から中央バス(空沼線・滝野線)に乗り「芸術の森入口」で下車、円山の我が家を午前8時40分に出発し開館の9時45分頃に美術館に到着しました。 

「札幌美術展アフターダーク」のチラシ

「芸術の森」の入口付近。中央は伊藤隆道氏作「空と地の軌跡」 。
入口から右手奥にある「札幌芸術の森美術館」。
エントランスで観覧券を購入。一般800円が割引券提示で10%off。
本美術展は「撮影可」ということでいくつかの作品を紹介。こちらは藤倉翼氏のネオンサインを被写体とする作品群。
*紹介のない作品は関心がなかったという訳ではなく単に撮影技術の拙さ故です。あしからず・・。
経塚真代氏のおかっぱ頭の少女像群《カゲはいつでもウソをつく》。
本田征爾氏の石粉粘土を用いたオブジェ《虹を忘れた犬》ほか。

松浦シオリ氏の妖艶な女性像《帰想》ほか。

大橋英児氏の日本の自動販売機を被写体とする作品《Kutchan-town》。
川上勉氏の「死」と「少女」を主題とする作品。

藤原千也氏の樹木そのものの性質を生かしつつ加工した造形作品《太陽のふね/mother's boat》。その他の作品も見て更にもう一度回り本日の鑑賞終了です。入館まではテーマが今一つ理解が難しく「どんな美術展なんだろう?」と思っていたのですが大変見どころのある質の高い美術展でした。満足感大です。

帰路に真駒内川にかかる橋上から見たところ。河岸には「フキノトウ」が群生していました。
「芸術の森入口」バス停から「真駒内駅」に戻ります。バス便が15分間隔なのは便利で良いです。

「真駒内駅」に向かうバスを途中下車し「エドウィン・ダン記念館」へ向かいましたが・・。冬季(11月1日~3月31日)は土・日・祝日のみ開館で本日は閉館。「1日違いか!」と思ったのですが夏季(4月1日~10月31日)でも水曜日は閉館日で前調べの重要性を改めて痛感しました。反省!

仕方ないので併設の公園を少し散歩。エドウィン・ダン像の傍らには宿木のある木が。この辺りは宿木が多いです。

“地平線に太陽が没し、地上に闇が降りる頃、すべてのものに等しく「夜」は訪れます。深い闇がもたらす孤独や恐怖を乗り越えるため、人類は原始よりさまざまな文明や文化を生み出してきました・・”で始まる「札幌美術展アフターダーク」の解説。難解な美術展かと思っていたのですが作家それぞれの個性が溢れる大変見応えのある企画でした。会期末が近いですが未訪問の方には是非お勧めしたいです!ありがとうございました。
*「エドウィン・ダン記念館」は次回「芸術の森」に来た際に曜日をしっかり確認し再チャレンジすることにします。

「札幌美術展アフターダーク」
会期 2021年2月27日(土)~4月11日(日)
時間 9時45分~17時00分(入館は16時30分まで)
※4/3(土)、4/10(土)は19時00分まで開館(入館は18時30分まで)
会場 札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
観覧料 一般800(640)円、高校・大学生400(320)円、小・中学生200(160)円 ※()内は前売・20名以上の団体料金
休館日 月曜日
主催 札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社
後援 北海道、札幌市、札幌市教育委員会
助成 公益財団法人カメイ社会教育振興財団(仙台市) 
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/afterdark/

「札幌芸術の森
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
(2021.3.31訪問)

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