見出し画像

札幌・円山生活日記

さっぽろ雪像彫刻展2025~本郷新記念札幌彫刻美術館~

本日は「さっぽろ雪像彫刻展2025」の鑑賞です。毎年この時期に「本郷新記念札幌彫刻美術館」で開催される恒例のイベントのようで今回で16回目の開催とか。今年は開催日を前にしてプラス気温の日が続き制作中の雪像が溶けてしまうのではと心配でした。初日のライトアップ時に訪問したところ無事オープンしていましたが一部の雪像はダメージを受けていました。アクセスは地下鉄東西線「西28丁目駅」から出ているJR北海道バス山の手線〈循環西20〉に乗車し「彫刻美術館入口」で下車、例年にない雪の少ない高級住宅街の中を歩いて「本郷新記念札幌彫刻美術館」に到着です(地図)。

雪のブロックから彫り出された立体造形作品を「雪像彫刻」と称して、札幌を中心に活動する彫刻家、工芸家や学生らが当館前庭に制作した作品を展示します。雪の特性を生かした独創性にあふれた作品が、天候や時間帯によってさまざまな表情を見せる、白い造形美をお楽しみください。2010年から毎年開催しており、今回で16回目となります。
【参加作家】
板本伸雄(彫刻家)、伊藤隆弘(彫刻家)、河﨑ゆかり(彫刻家)、小林照尚(彫刻家)、熊谷文秀(造形作家)、高坂孝明(抽象造形作家)、佐藤隆之(美術家)、清水郁太郎(木工家)、清水宏晃(木工家)、土田拓磨(彫刻家・美術家)、土田義昌(彫刻家)、前田裕人(木工家)、北海道芸術デザイン専門学校クラフトデザイン専攻
「本郷新記念札幌彫刻美術館」本館入口。日没後の16時40分頃。 
「本郷新記念札幌彫刻美術館」本館前庭のライトアップされた雪像。中央は本郷新《わだつみの声》像。 

「さっぽろ雪像彫刻展2025」雪像配置MAP。

早速ですが土田義昌 「水のゆくえ」。完成写真が手前にあり天井部分が崩落しています。

今週は異常(?)かと思う位で+気温が続きました。大通公園等の雪まつりも無事にオープンできれば良いのですが・・。

伊藤隆弘 「DUET」。

小林照尚「つながる カタチ2025」。

前田裕人「雪宿り」 。倒れないように支えられています。スタッフの方によれば崩れて見物人に怪我をさせることのないようにとのことです。

佐藤隆之「ジャージー牛の肖像」。ライトアップの色合いが変化します。


北海道芸術デザイン専門学校クラフトデザイン専攻学生(美専クラフト) による「vertical」。

土田拓磨「生と死、それはまるごとひとつの現象」。
高坂孝明「peace」。
清水郁太郎 「踊ろう!」。氷ボールで遊べます。

水戸麻記子、クマガイキヨシ、伊藤幸子、斉藤光、斉藤順子「チョービ城すべり台」。実際に滑れます。ただ当日は子どもはおらずテレビ等の取材陣が複数来ていました。

熊谷文秀「双響:Dual Resonance」。

板本信夫「道」。

本年は記念館前にも雪像展示があります。

河崎ゆかり「誘い」。

清水宏明「Primal Melody」。

記念館前から本館へ。
本館ロビー(屋内)には雪像作家さんたちの作品が展示されていました。 

以上で鑑賞終了です。本年も雪像を楽しませていただきました。週末も気温があがるようです。会期を無事に終えられることを祈念します。ありがとうございます。

「さっぽろ雪像彫刻展2025」
日時:2025年1月24日(金)~2025年1月26日(日)10:00~18:00
ライトアップは16時頃~
会場:本郷新記念札幌彫刻美術館 本館 前庭
観覧料:無料 ※美術館の展覧会を鑑賞する場合は観覧料が必要です。 
主催:さっぽろ雪像彫刻展実行委員会、本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協賛:なよろ観光まちづくり協会
協力:北海道芸術デザイン専門学校、らぶうっど
滑り台制作:水戸麻記子、クマガイキヨシ、伊藤幸子、斉藤光、斉藤順子
整地:長谷川雅志
ポスター・フライヤー制作:後藤精二
(2025.1.25)


最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館・演劇・演奏会・展覧会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事