「円山」は札幌市中央区にある標高は225mの小さな山。1921(大正10)年に天然記念物に指定され、ほぼ手つかずの原始林が楽しめます。地下鉄「円山公園駅」徒歩圏の登山口から頂上までは初心者でも片道約40~50分ほど。頂上の岩場では札幌市街地が見晴らせます。
札幌市の手稲山で初冠雪を観測するなど秋も深まり冬が近づいてきました。近くの「円山」や同公園、北海道神宮境内の木々なども色づきが深くなっています。そこで本日は札幌転居後2回目の「円山」登山に参りました。
坂下野球場方面から見た「円山」。木々がかなり色付いています。
「八十八カ所入口 」からスタート。登山ルートは2つでこの「八十八カ所入口(北登山口)」から登る距離1.0kmのルートと動物園ウラまで歩き「動物園裏入口(西登山口)」から登る距離0.8km(「八十八カ所入口 」からは合計1.7km)のルートがあります。前回は前者で登ったので今回は「西登山口」から登ることにしました。
「八十八カ所入口 」から井戸右側の円山川沿いの道を行くと約500mで動物園正面入り口下に。上掲の標識が出ており「円山山頂へ」の方向へ。
途中急な登り坂(上)もありますが大体はなだらかな道を行きます。
「八十八カ所入口 」から1.0Km、約20分弱で三叉路に到着。「円山山頂」まで0.7Km。そのまま真っすぐに行くと100mほどで高級住宅街の「円山西町(動物園裏)入口」へ出ます。
本日は登山が目的ですので左側の登り道へ。
こちらの登山道は一定傾斜の登り坂がルートを通じて続きます。
約30分程で「八十八カ所入口(北登山口)」ルートと合流。右側の道を登ればすぐに頂上です。
山頂の標識。周囲は岩場になっており食事をとる人も。
山頂から見た北東の「JR札幌駅」方向。
南東方向。奥に「札幌ドーム」が見えます。
降りは「八十八カ所入口(北登山口)」ルートで。こちらは巨木の張り出した根や傾斜が急な坂があったりと「動物園裏入口(西登山口)」ルートより若干厳しめです。前回登った際には登山口から約40分ほどで山頂につきましたが「登山感」がありました(でも小学生も普通に登っています)。
途中には平坦な道もあり周囲の木々を楽しむこともできます。
終点近くの稲荷神社のスグそばの根が地面に張り出した大木。
無事に「円山大師堂 」まで降りてきました。トータルで1時間30~40分でした。
適度な運動で景色も十分に楽しむことができました。
土曜日でそれなりの人が出ていましたが渋滞することなくマイペースで登り降りができます。小学生連れの家族も多く初心者向けの手軽な登山コースなのでしょう。特に「動物園裏口(西登山口)」ルートはより難易度が低めでお勧めです。健康維持のため年に数度は登ってみたいと思います。
お疲れま様でした‼
「八十八ヶ所入口」までのアクセス
地下鉄東西線「円山公園駅」から「南一条通(裏参道)」または「大通り」を「円山公園」から「円山動物園」方面に向かい徒歩10分
地下鉄東西線「円山公園駅」から「南一条通(裏参道)」または「大通り」を「円山公園」から「円山動物園」方面に向かい徒歩10分