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札幌・円山生活日記

「サッポロファクトリー」「旧永山武四郎邸&旧三菱鉱業寮」訪問

「日本人によるビール造り発祥の地で天気を気にせずショッピング」ができる「サッポロファクトリー」と「北海道開拓の祖が暮らした邸宅。和洋折衷の建築様式の先駆け」である「旧永山武四郎邸&旧三菱鉱業寮」です。札幌の新旧を感じさせるエリアです。

今日は「サッポロファクトリー」です。ショッピング・センター内のグリーンショップで購入した観葉植物が若干不調なので店長さんにアドバイスを求めることと何か使える家具・インテリアはないかと店舗めぐりに参りました。場所は地下鉄東西線「バスセンター前」から徒歩3分程です。


季節によって色を変えるというツタの葉が印象的な「レンガ館」(上) 
「サッポロファクトリー」は1876(明治9)年に開拓使によって作られた日本人の手による初のビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地に立つ商業施設。館内は大きく7つのエリアに分かれ、特徴的なのは大きな温室のような造りになっている「アトリウム」。地下から4階分が吹抜けになっており日差しが注ぐ気持ちのよい空間。また煙突広場には工場創業当時の味わいを再現した出来たてのビールが250円で飲める「札幌開拓使麦酒・賣捌所」もある。(「札幌観光協会 」ウェブサイトより)。 

全天候型のアトリウム(外観)。冬の風物詩であるクリスマスツリーは施設内(下)に立てられるとか。

「札幌開拓使麦酒醸造所」(上)。今も仕込み釜を使ってビールを製造。内部には仕込釜などの醸造設備のほかビール醸造についてのパネルや麦酒醸造所誕生を伝える写真資料などを展示。 また「レンガ館」内にはビール樽の貯蔵庫として使われた3本のトンネルを利用したレストラン 「ビヤケラー札幌開拓使(店内)」 (下)が(味は普通です)。

地下鉄駅から「サッポロファクトリー」に入る「フロンティア館」には映画館やペットショップがあり他のゾーンにはゲームセンター等のエンタメ、キッズ、メンズ、スポーツ、インテリア等の店が賑わっており若干若めの客層を想定したショッピング・センターのような感じです。私にはスポーツ関連品の調達は「ここかな!?」との印象でした。

隣には「旧永山武四郎邸&旧三菱鉱業寮」(下)がありました。

1880年頃(明治10年代前半)に建てられた第2代北海道庁長官・永山武四郎の私邸。ツツジやイチイの木が茂る庭園に囲まれて建つ邸宅の内部は、純和風書院座敷と洋風応接室がつながる和洋折衷様式。開拓時代に多く見られた西洋建築技術を取り入れた住宅の先駆け的存在だ。北側の2階建て建築は、永山氏逝去後に三菱鉱業セメント株式会社が買い取って敷設した洋館(旧三菱鉱業寮)。木造平屋の永山邸部分とは対照的に白木と緑の屋根のコントラストが目を引く。(「札幌観光協会 」ウェブサイトより)。 

「旧永山武四郎邸」にはカフェもあり一般に開放されているほか「旧三菱鉱業寮」には3つの和室があり会議や講座・イベント等にご利用可能。また「旧永山武四郎邸」「旧三菱鉱業寮」とも映画、テレビ、写真の撮影目的での利用が可能とか。前回来た際には語学サークルの集まりや和装の女性が写真をとっていました。上記の建物を含めた周辺はこの界隈にお住まいの方には憩いの空間として重宝されている印象を受けました。

「サッポロファクトリー」
札幌市中央区北2条東4丁目/011-207-5000/http://sapporofactory.jp/
営業時間 ショッピング10時~20時/レストラン11時~22時 (不定休)

「旧永山武四郎邸&旧三菱鉱業寮」
札幌市中央区北2条東6丁目/011-232-0450/https://sapporoshi-nagayamatei.jp
営業時間 9時〜22時 (入場料:無料、施設利用は有料)
休館日 毎月第2水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
(2020.8.12訪問)

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