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札幌・円山生活日記

小さな春の訪れを探して・・~「旭山記念公園」周辺~

「旭山記念公園」は1970年に札幌市創建100周年を記念して開園した公園。標高137.5mに位置する展望台からは札幌市内を一望できます。また自然豊かな園内は野鳥観察などでも人気です。もちろん野生のリスもいます。

今日は快晴の下で小さな春の訪れを探して「旭山記念公園」と周辺の散策です。いつもの通り自宅マンションから「環状通」を南下し「旭山公園通」に入り公園へ向かいます。途中で「界川神社」にも足を運んだのですが雪が無くなった以外に春らしいのは《フキノトウ》ぐらい。代わりに「界川神社」でも「旭山記念公園」でも元気な《エゾリス》に出会いました。もちろん快晴ですので公園展望台からの札幌市内の眺望はしっかりと楽しんできました。そんな散策の模様です。

「旭山公園通」から見た「藻岩山」。「円山」からは雪はほぼ見えなくなったのですが標高の高い「藻岩山」には未だ雪が目立ちます。

「旭山公園通」から「円山」南の麓に広がる住宅街に入って少し登ったところに「界川神社」があります。
「界川神社」の拝殿。住宅街の中の小さな神社ですが1903年(明治36年)当時の双子山(円山と藻岩山の間)への入植者が円山の麓で小祠を造り祀ったのが始まり。1954年(昭和29年)現在の場所に遷宮されたという歴史のある神社です。拝殿左の桜の木の根元付近には「馬頭観世音碑」もあります。
境内で何か春の訪れを感じさせるものはないかと探していたところ・・斜面の木の中から「キョッ、キョッ」というリスらしい鳴き声が聞こえてきました。
木の中を目を凝らして探してみると枝の上にリスがいました。
《エゾリス》です。しばらく鳴き続けていました。
仲間(カップルの相手?)を呼んでいたのでしょうか?誰も来ないので「円山」の斜面に消えていきました。
境内で春の訪れを感じさせてくれたのは《フキノトウ》でした。

続いて「旭山記念公園」へ。「ちびっこ広場」近くの入口から「旭山記念公園」に入ります。急勾配の登り道で少し雪が残りますが普通の冬靴で大丈夫でした。
坂の途中から振り返って見た市街のようす。
展望デッキに到着。
噴水広場から階段テラスへ。
「はたちのつどい記念碑」。


「展望広場」の「リバティベル」。正面は「円山」。
「展望広場」から見た東側方向の札幌市内の様子。
適度な高さと適度な距離関係で街の眺望が近いです。
JRタワーやプリンスホテルなど札幌中心街。
テレビ塔です。

北側の円山西町から石狩湾方向。

大倉山ジャンプ競技場に奥が手稲山。
南側の藻岩山方向。

「展望広場」から歩道橋を渡って森の散策路へ向かいます。
吊り橋を通り巨木の谷へ。この辺りは雪が残っています。
「巨木の谷」のポプラの巨木。周囲にはカメラを持った人が4~5人いました。周囲の人の会話から《シマエナガ》狙いのようです。一度皆さんがカメラを向ける頭上の木の上高くに尻尾の長い《シマエナガ》のような個体が見えたのですがカメラを向ける間もなくいなくなりました。そもそもかなり高い位置で我が家のカメラで撮影は無理でしょうが・・。

当方は地面近くの春の花かリスでもと思って見ていると・・。木の根元に動く小動物がいました。
《エゾリス》です。
こちらのリスも何やら声を発していました。恋の季節なのでしょうか?

東屋から白樺並木を通り「ポートランドの森」「森の家」方向へ。
「森の家」から「藻岩山」への登山口まで来たのですが春を感じさせる花などはありませんでした。まあ・・今日は代わりにリスが出てきてくれたので良しとします。
「森の家」の前から階段を降り「第二駐車場」へ。
「第二駐車場」から門を出て園外へ。本日の散策終了です。
「札幌焼窯跡」前を通り帰路に着きました。
帰路途中の道端に咲く《フクジュソウ》。

同じく《クロッカス》でした。
「旭山記念公園」では春の花を見つけることは出来ませんでしたが街中は少しずつ色付いてきました。気温も上がり厚い上着も邪魔になり始めてきています。4月になると更に山野草なでも咲き始めることでしょう。今後が楽しみです。本日はありがとうございました。

「界川神社」
札幌市中央区双子山1丁目1
電話なし 社務所なし

「旭山記念公園」
札幌市中央区界川4丁目 
011-200-0311(管理事務所/金、土、日、祝の10時~16時)
入場料無料(開放時間6時~22時、第2駐車場は冬季閉鎖)
http://www.sapporo-park.or.jp/asahiyama/
(2023.3.31)

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