見出し画像

札幌・円山生活日記

干支展【寅】~2022年初「札幌市円山動物園」~

「命をつなぎ 未来を想い 心を育む動物園」を基本理念とする「円山動物園」。札幌の観光名所の一つであるとともに市民の憩いの場、教育の場でもあります。周辺の「円山公園」や「北海道神宮」の恵まれた自然環境の中、動物の生態がわかる飼育を目指す各種施設は幅広く老若男女が楽しめます。園内では干支となる動物をテーマとした展示等を行う 干支展【寅】を昨年12月3日(金)から1月4日(火)まで開催中です。

2022年の初「円山動物園」です。「円山動物園」の動物たちに新年の挨拶にやってきました。また動物園では昨年12月3日(金)より今年の干支である【寅】をテーマとした展示等を行う「干支展」が開催中で、その一環として正月三が日(先着300名)限定で無料配布される「オリジナル絵馬」も目的です。9時30分の開園時刻を目指して自宅を出発し「円山公園」を経由して「円山動物園」正門に到着しました。 


積雪の「円山公園」をのんびり歩いてきたので開園時刻を過ぎた午前9時40分頃に「円山動物園」正門到着。 

正門前の気温表示は-4.9℃。昨日に比べる温かく感じます。後方には「北海道神宮」の「第三鳥居」脇の駐車場へ向かう長い車の列ができていました。わが家から見える「環状通り」にも長い車列ができており夕方になって漸く流れ始めました。今日は天候も良く“初詣日和”だったのかも知れません。
 

2021年に開園70周年を迎えた「札幌市円山動物園」。


“動物の魅力や動物園が持つ役割を伝えるため、毎年の年末に翌年の干支となる動物をテーマとした展示等を行う「干支展」を実施しています。令和4年の干支であるトラやその他の大型ネコ科、絶滅危惧種や森林伐採に関するパネルやクイズの展示の他にも期間限定でクイズラリーなどを行います。”

 
パネル展会場の動物園センター内の情報ホール。
トラやネコ科動物等につき解説するパネル類。

トラの塗り絵は「ご自由にお持ち下さい」。

それでは正門から順に動物に年始の挨拶をして回ります。先ずはお気に入りの「プレリードッグ」《カンガルー館》。いつもの通り団子状態です。 

こちらは年頭あいさつに近寄ってきた“ぶっち”。


「サーバルキャット」《キリン館》。その名の通りネコ科です。
「ミーアキャット」《キリン館》。ネコ目・マングース科。 
口角のあがった笑顔の「ミーアキャット」。


「ニホンザル」《サル山》。「今日は良い日和だな~?」。

「カバ」《カバ・ライオン館》。
百獣の王「ライオン」《カバ・ライオン館》。もちろんネコ科です。
「ブチハイエナ」《カバ・ライオン館》。

《寒帯館》にいた「アムールトラのアイ」(メス18歳)は昨年1月に寅年を待たずに亡くなりました。合掌。
ありし日の「アイ」。

隣の「ユキヒョウ」《寒帯館》。ネコ科を代表する1頭。

立派な姿です。

こんなところはやはりネコです。

「レッサーパンダ」《高山館》。中国四川省から来た「レッサーパンダ」は寒さに慣れていて屋外で活発に動いています。
同上。
別の1匹。こちらも元気です。

隣の檻の「レッサーパンダ」と「おーい元気か⁉」。

「ヒマラヤグマ」《高山館》。


子どもに人気の「フンボルトペンギン」《総合水鳥舎》。


続いて「第一レストハウス」へ。
本日の目的の一つ「オリジナル絵馬」プレゼントの会場です。

正月三が日の各日先着300人限定の「オリジナル絵馬」プレゼントです。まだまだ数があります。「一人お一つどうぞ!」と声がかかります。

北海道出身の漫画家の本庄敬氏が描く「寅」のオリジナル絵馬です。一枚頂戴しました。

工事中の《類人猿館》と奥には大倉山ジャンプ競技場。

次は《ホッキョクグマ館》です。今日は日和が良いのか「リラLILA」(メス7歳)も活発に動いていました。
《ホッキョクグマ館》にはカメラ愛好家が多く集まる場所のようで皆さん「今年も宜しく!」と挨拶をされつつ「今日は良かったね!」と話していました。
元気な「リラLILA」です。

同上。

同じ《ホッキョクグマ館》の「ゴマフアザラシ」。

悠々の泳ぎです。



続いて旧施設(世界のクマ館・北側)へ。ホッキョクグマの「デナリDENALI」(オス28歳)。25歳~30歳が寿命と言われるホッキョクグマでは28歳の「デナリDENALI」はかなり高齢で寝室で休むことが多いそうです。本日のように運動場に出て活動するのが見られるのはそう多くないとかで個人的には初めて見ました。

こちらで一休みです。
「今日はポカポカ温かくて気持ちが良いぞ?」。

同じく旧施設(世界のクマ館・南側)の「ララLALA」(メス27歳)。いつもと同様に檻の中を周回していました。

「エゾヒグマ」《エゾヒグマ館》。「札幌市円山動物園」は1951年(昭和26年)のこどもの日に北海道では初めての動物園として開園。開園当時の動物はヒグマのつがい、エゾシカ、オオワシの三種四点のみそうです。最古参種の「エゾヒグマ」です。 
同じく最古参種「エゾシカ」《エゾシカ・オオカミ舎》。

そして「オオワシ」でした。

最後に「アジアゾウ」《ゾウ舎》。食事の時間です。自ら動いて食べるようデザインされています。

今日は「アジアゾウ」も4頭ゾウ舎内にいました。


動物園を出た後は往路と同様に「円山公園」の木道と自然道を歩いて帰ってきました。

開園70周年を迎えた「円山動物園」。今回は天気も良いからか多くの動物が活動的で結構な年始になりました。動物の生態をいかした飼育を目指すという園内は相変わらず魅力的です。今年も頻繁に訪問してみたいと思います。もちろん年間パスポート保有です。宜しくお願いします。ありがとうございました。

「札幌市円山動物園」
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号:011-621-1426
ファクス番号:011-621-1428
開園時間 夏期(3月1日~10月31日) 9時30分~16時30分
     冬期(11月1日~2月末日) 9時30分~16時
休園日 毎月 第2・第4水曜日, 12月29日~31日
入園料 年間パスポート(高校生以上)2,000円(購入日より1年間有効)
大人 800円 高校生(半額減免)400円
小人(中学生以下)無料
(2022.1.2訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「観光」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事