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札幌・円山生活日記

「さっぽろ雪まつり」もうすぐ開幕!~準備が進む札幌市制100周年記念「第73回さっぽろ雪まつり」~

札幌の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」。大通公園などで開催される雪と氷の祭典で大小の雪像・氷像、北海道の食、ステージイベント等が楽しめる例年200万人もの人が訪れる人気行事です。2023年は3年ぶりに会場での開催で2月4日(土)から11日(土・祝)の8日間にわたって開催されます。 

本日は2月4日(土)のオープンニングに向けて鋭意準備が進む「第73回さっぽろ雪まつり」大通会場の様子です。我が家が札幌に転居したのは2020年7月で2年続いて会場での「雪まつり」が中止だったため今回は初めてで大変楽しみです。でも周囲の札幌の方に聞くと「市民はテレビで見るもんだ!」「子供の頃は行ったけど大人は子供連れを除いてあまり行かない!」「人が多く混むし寒いので苦手!」と言った意見を多く聞きました。まだまだ観光客気分の我が家は出かける気満々なのですが中には「準備段階も面白いよ!」「オープン前日の夕刻が空いていて狙い目!」「夜のライトアップが綺麗!」と教えてくれる人もいて忠実に助言に従うことにしています。その第一の助言準備段階も面白いよ!」を体験すべく「大通公園」を西1丁目から歩いてきました。以前には観光旅行で見に来た一大人気イベント「さっぽろ雪まつり」を市民となって準備段階から見るというのも感慨深いものでした。

「第73回さっぽろ雪まつり」パンフレット表紙(以下の情報・画像も含め公式ウェブサイトより拝借)

「第73回さっぽろ雪まつり」の主会場は「大通会場(西1丁目から西10丁目)」及び「すすきの会場(南4条通から南7条通までの駅前通)」です。本日は「大通会場1丁目~10丁目」を周ります。

大通会場1丁目「J:COMひろば」見取り図。

大通会場1丁目「J:COMひろば」の入口付近。

建設中の「さっぽろカーリング体験パーク」。公式戦で使用するカーリング・ストーン(石)を氷上で投げる体験ができるほかトップチームによるエキシビションも予定されています。また2日間限定で「足湯」の開催されるそうです。

大通会場2丁目「アート広場」見取り図。
北海道高等学校文化連盟石狩支部美術部生徒による雪像制作コンテスト「スノーオブジェコンテスト」の会場は氷が四角のキューブ状態のままです。

遠くから見えた中雪像の「雪ミク 冬麗(ふゆうらら)Ver.」。まだまだ半ばです。

完成形はこのようなデザインとなるようです。


大通会場3丁目「市民の広場」見取り図。
市民雪像が制作中です。抽選で当選し技術講習会を受講した市民グループが制作する「市民雪像」は「さっぽろ雪まつり」を支える“主役のひとつ”とか。「市民雪像人気投票」も行われます。 
会場正面の目立つ場所に割り当てられたのはトトロの猫バスのようです。
募集グループ数は大通西3丁目及び9丁目会場併せて80グループ程度で毎年募集数を大幅に上回る応募があるとか。

各所で立派な雪像が出来上がっていきます。

大通会場4丁目「STV広場」見取り図。
大雪像「白亜紀の北海道 ~ティラノサウルス&カムイサウルス~」のデザイン。ティラノサウルスは約7200万年前の北海道において生存していたとされる北海道とゆかりがある恐竜。傍らで佇むのは北海道むかわ町から日本初の大型植物食恐竜の全身骨格化石として発掘されたカムイサウルス。 
雪像制作は「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第3雪像制作部会(NPO法人 北海道の地域文化を守る会)」の皆さん。ティラノサウルスの仕上げの段階のようです。秋元・札幌市長も視察に訪れていました。 
カムイサウルスはほぼ完成。
大雪像の裏側も整備されています。

大通会場5丁目「道新 雪の広場」見取り図。

大雪像「疾走するサラブレッド」のデザイン。北海道は明治期以降の長い歴史を持つサラブレッドの一大産地で国内で生産されるサラブレッドのうち約98%が北海道で生まれ。数々の名馬が輩出されているそうです。 

制作中の2体の小雪像。
大雪像の制作は「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第1雪像制作部会(NPO法人 北海道の地域文化を守る会)」の皆さん。
精悍な顔が表現されているサラブレッドの頭部。
大雪像の裏側は角ハイボール広告のゆきまつりバージョン。

大通会場6丁目「市民の広場」見取り図。
物販ブースなどのスペースのようなので大きな動きはありません。
制作中の2体の小雪像の一つ。TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ‼』の主人公・ユウディアスの雪像のようです。

小雪像①『遊☆戯☆王ゴーラッシュ‼』ユウディアス・ベルギャーのデザイン。

大通会場7丁目「HBC広場」見取り図。

大雪像「すべての医療従事者に感謝を込めて~ナイチンゲールの偉業を偲ぶ~エンブリー荘(イギリス)」のデザイン。ナイチンゲール家が冬を過ごしたイギリス・ハンプシャーのエンブリー公園にある別荘。疫病と闘っていただいているすべての医療従事者の方に感謝してのテーマ決定だそうです。
「HBC広場」の入口。
手前では中雪像・TVアニメ 『僕のヒーローアカデミア』が制作中。担当は石狩市のイベント企画施工「六書堂」の皆さん。 

デザイン写真を見ながら細部まで仕上げていきます。大変な作業です。
大雪像の担当は「陸上自衛隊北部方面システム通信群」の皆さん。 
これまで培ってきた卓越した技術とチームワークで大雪像が出来上がっていきます。
傍らには自衛隊の隊旗がはためいていました。

大通会場8丁目「雪のHTB広場」見取り図。
大雪像は1880年に開拓使直営のホテルとして建築されたお馴染みの「豊平館」。制作は「HTB 北海道テレビ」と「陸上自衛隊第18普通科連隊」が共同で行い延べ3,800人の自衛隊員の皆さんが制作にあたられたそうです。
正面玄関の円柱や半円形のバルコニーなどの精細な箇所まで忠実に再現しているとか。仕上げ段階に差し掛かる自衛隊員の方々。

大雪像「豊平館」のデザイン。

大通会場9丁目「市民の広場」見取り図。

中雪像「Let’s Dance」。大流行のキツネダンスを森の動物たちが踊るデザイン。
市民雪像のコーナー。
サッカーJリーグチーム「北海道コンサドーレ札幌」のマスコットキャラクター森の守護神・シマフクロウのドーレくんを作成中の市民チーム。コンサドーレサポーターの皆さんなのでしょう。 
その他の作品も大変立派で「この人達はプロ?」と思うような作品も多数でした。

大通会場10丁目「UHBファミリーランド」見取り図。

大雪像「世界がまだ見ぬボールパーク“Fビレッジ” 2023.3.30誕生!」のデザイン。
ほぼ完成した大雪像。制作は「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第2雪像制作部会(さっぽろ青少年女性活動協会)」の皆さん。 
誇らしげなビッグ・ボスでした。以上で2月4日(土)の開幕日に向けて鋭意準備中の「第73回さっぽろ雪まつり」大通会場の見学終了。開幕が大変楽しみです。ありがとうございました。

「札幌市制100周年記念 第73回さっぽろ雪まつり」
会 期;令和5年2月4日(土)から2月11日(土・祝)の8日間
会 場;大通会場(西1丁目から西10丁目)及びすすきの会場(南4条通から南7条通までの駅前通)。*つどーむ会場は開催見送り
主 催;札幌市、(一社)札幌観光協会、札幌市教育委員会、札幌商工会議所
主 管;さっぽろ雪まつり実行委員会
協 力;陸上自衛隊北部方面隊、陸上自衛隊第11 旅団
後 援;北海道、北海道新聞社、毎日新聞北海道支社、日本経済新聞社札幌支社、北海道日刊スポーツ新聞社、NHK札幌放送局、STV札幌テレビ放送、UHB北海道文化放送、AIR-G'エフエム北海道、ジェイコム札幌、(公社)北海道観光振興機構、朝日新聞北海道支社、読売新聞北海道支社、報知新聞社北海道支局、スポーツニッポン新聞社北海道支局、HBC北海道放送、HTB北海道テレビ、TVhテレビ北海道、FMノースウェーブ
(2023.1.31訪問)


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