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札幌・円山生活日記

チューリップとムスカリとペチュニアと~百合が原公園~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がります。現在「ムスカリの道」では色とりどりのチューリップとムスカリが見頃を迎えています。 

今日は「百合が原公園」です。先般「豊平公園」の「チューリップ花壇“ムスカリの小径”」を訪れた際に「百合が原公園」の「ムスカリの道」も見頃だろうと思い公園の「お知らせ」をチェック。5月9日(月)付けで“色とりどりのチューリップとムスカリは現在見頃を迎えています”との情報が掲載されました。丁度5月10日(火)から「百合が原緑のセンター大温室」にて【ペチュニア展~鮮やかな初夏の装い~】が開催されるということで併せて鑑賞に出かけて来ました。アクセスはいつもと同様、地下鉄東西線「大通駅」で東豊線に乗り換え「栄町駅」で下車、1番出口前からバス利用です。


【リリートレイン】の駅舎。園内をゆっくりと1周するリリートレインは冬季間は休業していましたが4月23日(土)から営業を開始しています。廃食用油を燃料に使用したトレインに今日もたくさんの人達が乗車していました。

その駅舎前に公園内の開花情報が掲示されていました。まずは「ムスカリの道」です。

「サイロ」脇の「ムスカリの道」へ到着。

色とりどりのチューリップとムスカリが咲き誇っています。見物客も多数集まっていました。


「リリートレイン」の線路に沿ってもチューリップとムスカリが広がります。
そこへ「リリートレイン」がやってきました。
「ムスカリの道」には今年は約80種類ものチューリップが植栽されているそうですがごく一部を紹介します。こちらチューリップ  ‘桃太郎’。桃を連想させる形状と色合いです。


八重が見事な‘マリージョー’。

エキゾチックな‘アラジン’。

花弁が特徴的な‘クリスタルスター’。

同じく ‘ハウステンボス’。

そして ‘オリンピックフレーム’。

英語表記は「flame」ですので聖火をイメージしたネーミングでしょう。

そしてムスカリです。

以上、見頃の「ムスカリの道」でした。

「ムスカリの道」近くのスモモ。

「サクラ並木」のサトザクラ ‘関山’(左)です。右の八重桜は終期でしたが‘関山’はまだこれからのようでした。
サトザクラ ‘関山’。


マグノリアが開花中という「世界の百合広場」へ。外周部の園路脇に咲く大きなマグノリア ‘ロイヤルフラシュ’。

かなり大きな花です。

同じく黄色がかったマグノリア ‘エリザベス’。



レンギョウ(奥)とシデコブシ ‘ロイヤルスター’(マグノリア ‘姫こぶし’)。

華やかに花弁が重なるの八重咲き品種マグノリア ‘姫こぶし’。


 続いて「百合が原 緑のセンター(温室)」へ。

先ずは「ペチュニア展」です。
“百合が原緑のセンター大温室では、花壇やプランターを鮮やかに彩り注目を集めるペチュニアの展示会【ペチュニア展~鮮やかな初夏の装い~】を5月10日火曜日から開催しています。近年、品種改良が進み日本の気候に合った品種が増え、花色や花形も大変多彩なペチュニアは、初夏から秋まで次々と花を咲かせ、その豪華な花姿を花壇で楽しめることから「花壇の女王」とも呼ばれています。”
会場の「大温室」。
森の木々に囲まれたように設営したという会場にはペチュニアを高低差のある方法で展示しそれぞれの品種を楽しめるよう配置しているそうです。
ペチュニア ‘流れ星ワインドレス’。

ヨコハマ ‘レモーネ’。舌が酸っぱくなるような見事な色合いです。

ヨコハマ ‘パープルチャリオット’。

 ‘ラブリーアイ’。


「中温室」には4月26日から5月8日まで開催されていた【サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウの展示~】でのサクラソウが多数並んでいました。

サクラソウの伝統的な鑑賞方法「桜草花壇」。江戸時代のサクラソウの花姿を引き立てる飾り方だそうです。
「桜草花壇」とは?の解説。

サクラソウは190種類300鉢が展示されていたそうで「こんなに種類があるのか!」という驚きです。ほんの一端の紹介です。サクラソウ ‘紅獅子’。

 ‘口紅重’。

 ‘朝霞’。

 ‘瑞雲’。以上で「百合が原 緑のセンター(温室)」は終了です。

バスの時間まで少し時間があるので再度園内を散策します。園内の色いろな場所に多数植栽されているライラックも一部開花していました。
「丘珠空港」に着陸する定期便やプライベート機が頻繁に頭上の低い位置を降りていきました。
「サイロ」近くの「ムスリムの道」は午後になっても多くの人出のようでした。

今日は汗ばむような好天の下で広大な園内の植物を楽しむことができました。平日ながらも多くの人が「ムスカリの道」はじめ園内を散策し気持ち良さそうでした。「緑のセンター」の“鮮やかな初夏の装い”とサブタイトルされた【ペチュニア展】も多種類のサクラソウも大層結構でした。初夏を感じる充実した散策でした。ありがとうございました。 

【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210
011-772-3511(百合が原 緑のセンター 8時45分~17時15分)
閉園時間、閉園期間は無し ※一部施設により異なる下記参照

【緑のセンター温室】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

【ペチュニア展~鮮やかな初夏の装い~】
開催期間:令和4年5月10日火曜日から5月22日日曜日
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
(2022.5.11訪問)

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