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札幌・円山生活日記

道立近代美術館前庭の景色を眺めながら・・~「多目的喫茶店アイビィ 」~

「北海道立近代美術館」西門向かい蔦の絡む建物2階の「多目的喫茶店アイビィ」 。オリジナルコーヒーブランド《市田珈琲》の自家焙煎コーヒーやランチとともにライブ、展示会、公演会、ワークショップなどの会場にもなる多目的喫茶店です。生命の科学を意味するインドの伝統医療を基にした「アーユルべーダごはん」がいただけます。

本日は「多目的喫茶店アイビィ 」でランチです。「北海道近代美術館」西門向かいの建物にある店でカフェ本などで“自然の景色を眺めるカフェ”として紹介されています。店の窓から美術館前庭の自然の眺めが楽しめるそうです。店の存在自体は美術館鑑賞の度に確認していますし1階の画廊では自宅玄関に飾っている白樺風景の絵画を購入したことがありますが入店は初めてです。
「多目的喫茶店アイビィ 」が入る「市田ビル」の外観。1階は画廊です。
「多目的喫茶店アイビィ 」の入口。メニューも出ています。
こちらの急な階段の2階がお店です。左側は画廊の入口。

店内に入ったところ。「道立近代美術館」に向かって大きく開かれた窓が印象的です。



窓から美術館の西門と前庭が見え往来する人達が見えます。

店奥から入り口方向を見たところ。店内はカウンター席に1人用テーブル席×1、2人用テーブル席×3、4人用テーブル席×1とコンパクトです。
キッチンスペースとバックカウンター。ご店主が拘りのコーヒーを1杯1杯丁寧に淹れてくれます。
店内一角にはライブ、展示会等各種イベントのチラシ等が置かれていました。ご店主に聞くと窓際のテーブルを片付けてステージにするなど定期的にライブ等も開催しているそうです。多目的喫茶たる所以です。
 
コーヒーのメニュー。豆はオリジナルブランド《市田珈琲》で 「ハンドロースト」「ハンドピッキング」にこだわって心を込めて丁寧に焙煎しているそうです。 
スープ及びトースト。
そしてパスタです。喫茶店の軽食らしいメニューが揃います。
さらに2カ月ごとに内容が変わる「アーユルベーダごはん」。「アーユルベーダ」とは生命の科学を意味するインドの伝統医療で、食事においては主にスパイスを用いて体調不良などの改善を目指すものだとか。アーユルべーダアドバイザーの資格を持つスタッフが調理しているそうです。
そして手作りパウンドケーキメニューです。

「アーユルべーダごはん」。コーヒーとセットで税込み1,120円。肉類不使用なので゙゙゙ベジタリアンにもオススメのヘルシーごはんだそうです。中央のご飯(三分づき)を囲んでおかず類が4種類です。
ナスのマサラ(スパイスとナスを炒めました)。
「レンコンのサブジ」(レンコンのスパイス炒め)。
「ポテトとキドニー豆のアルバルタ」(インド風マッシュポテト)。
「野菜のパコラ」(クミンの香りが美味しいインドの揚げ物)。おかず類はそれぞれスパイスの香りが豊かで辛さはあまり感じられません。身体に優しい感じです。最初は単品ずつ、やがておかずを混ぜ合わせて三分づきご飯と共にワサワサ食べるとアジア飯の趣で大変結構でした。

オリジナル《市田珈琲》の「ベトナム・ポリッシュ(超深煎り)」と「パウンドケーキ」。コーヒーは(超深煎り)とあって苦味とコクを感じる深い味わいです。ご主人の「この味を気に入ってこのコーヒーしか頼まない人も少なくない」という説明に納得でした。
「パウンドケーキ(ダブル)」同250円。「ブルーベリーとクリームチーズ」と「クルミと紅茶」の2種類です。ちょっと固めな仕上がりで一口かじれば適度な甘さに具材の風味がそれぞれ感じられる手作り感溢れるケーキでした。

場所がらもあり昼頃には美術館鑑賞や散策の際に立ち寄ったような客で席は一杯になりました。皆さんパスタやアールベーダごはんを食べながら歓談し楽しそうに時を過ぎされていました。店の雰囲気もスタッフの方の対応も優しく自然の景色を眺めながらのカフェタイムにも良さそうでした。ご馳走様でした。

「多目的喫茶店アイビィ 」
札幌市中央区北1条西18丁目市田ビル2F 05071175771
通常営業 土日月火 11時~17時
https://www.instagram.com/tamokutekikissatenn/
(2022.10.18訪問)

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