円山の街の魅力を高める自然溢れる「円山公園」。園内の「円山」は天然記念物の原始林が広がる標高225mの小さな山。子供も含め登山を手軽に楽しめ天気の良い日には頂上からは札幌市街地が見晴らせます。今は頂上や麓のミニ雪像も楽しいです。
本日は本年2回目の積雪の中での「円山」登山です。前回正月早々に登山した際には降雪で眺望が楽しめせんでした。本日は雪も止み青空も見えるのでそのリベンジにと当初は「三角山」に行く予定でした。ところが登山口に向かうバスの停留所で待っていたところ運航時刻を過ぎてもバスが来ません。北海道バスのウェブサイトにアクセスすると運休ではないようですが30分近く待ってもダメです。仕方なく急遽予定を変更して「円山」で眺望を楽しむことにしました。結果は極めて良好でした。
「三角山」行きを諦めたJR北海道バス「北1条西27丁目」バス停から「八十八ヵ所入口」に到着。後の予定もあるので最短の「八十八ヶ所コース」 で登り同じコースで下山予定です。
軽アイゼンの「mont-bell製チェーンスパイク」を装着して「大師堂」の登山口からスタートです。前回(下掲写真)には階段が何とか確認できたのですが本日は完全に雪に覆われています。
前回(1月4日)の際の登山口。
雪帽子をかぶった「第一番觀音像」も雪の中です。
「稲荷神社」。
登山道脇のカツラの古木。
前回同様に「第一番觀音像」から「第八十八番観音像」まで十番毎に観音像を確認しながら登ろうと思ったのですが殆どの観音像は雪に覆われています。ほぼ雪中の像も少なくありません。
それでも奇特な人がいるのか所々観音像の周囲の雪が取り除かれている場所があります。こちらは「第ニ十番観音像」。
登り道は細い1本道ですぐ脇は急な傾斜になっています。よろめくと滑り落ちそうなので慎重に登っていきます。
「第三十番観音像」付近は緩やかな登り坂です。
「第四十番観音像」は雪の中で隣の不動明王像に見覚えがありました。
「第五十番」「第六十番」「第七十番」「第八十番」の観音像は確認できませんでした。「山頂まで0.3㎞」の表示も雪の中です。
最後の急な坂を上り「第八十八番觀音像」に到着。こちらの観音像も足元まで雪が来ています。
「動物園裏コース」との合流点を左へ向かうと山頂です。
山頂に無事到着です。
山頂の標識が深く雪に埋もれていました。下が本年1月時点ですので以来かなりの積雪だと判ります。
前回(1月4日)の際の山頂。
山頂のスノーマン親子。どなたが作られたのか紅も入れて手が込んでいます。
こちらも小動物3体コンビで良く作られています。
更に癒しのスノーマン3体。作者の皆さん楽しませていただきました。
前回と違って眺望も良好です。札幌中心街方向。
「JRタワー」はじめ都心の風景。
こちらは「札幌プリンスホテル」と「テレビ塔」周辺。
「藻岩山(左)」側の景色。
インドのネルー首相より贈られた仏舎利塔。
「札幌ドーム」と「羊ケ丘」周辺。
解体で揺れる野幌森林公園の「百年記念塔」。
北側の石狩湾方向。
石狩湾の風力発電設備も良く見えました。以上で眺望観察を終え下山します。
「八十八か所ルート」は下山の際は急な坂道を実感します。
無事「八十八カ所入口」に帰着。これから登ろうとする人も途中ですれ違った人も多く雪の中でも手軽に登れる人気の山だと改めて感じました。
帰路途中にある「殉職消防員之碑」前のアスレティック台(埋まっています)付近にあったのが・・。
こんなトナカイの雪アートです。「円山公園」の北海道神宮へ向かう「公園口鳥居」近くになるものとは作風が違うので別の人の作品でしょうか。
こちらはクマさんとコアラですね。
ウサギでしょうか・・。
楽しませてくれる人がたくさんいて感謝に堪えません。
「坂下野球場」付近まで戻ってきました。近くから公園外に出て帰宅しました。お疲れ様でした。
正月早々に続いての「積雪の円山登山」でした。本日は天候にも恵まれ頂上からの眺望を楽しむことができました。併せて山頂でスノーマンに山麓では動物のミニ雪像にも出会えました。作者の方々に感謝申し上げます。次は眺望の良さそうな日を選びバス便を確認して改めて「積雪の三角山登山」にトライすることにします。ありがとうございました。
「円山公園」
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘他
円山公園管理事務所 (011)621-0453
地下鉄東西線『円山公園駅』下車3番出口 徒歩 5分
(2022.2.24訪問)
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