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札幌・円山生活日記

茅の輪くぐりと神宮のリスたちと。~北海道神宮~

「北海道神宮」は「花見や初詣で賑わう北海道の総鎮守」で道内最強のパワースポットです。また“札幌まつり”として親しまれる「北海道神宮例祭」は毎年6月14日から17日に斎行され多くの人で賑わいます。 その「北海道神宮」には現在「夏越の大祓」に合わせ神門前に「茅の輪」が設置されています。

今日は「北海道神宮」で「茅の輪くぐり」です。「北海道神宮」では6月30日(木)の「夏越の大祓」に合わせて本日より7月3日(月)まで神門前に「茅の輪」が設置されています。折角の機会ですので次の半年を気持ち良く過ごすべく「祓い清め」お詣りして参りました。また境内では今日も多くの神宮の杜のリスたちに出会えました。

先ずは「公園口鳥居」から「北海道神宮」境内に入ります。


参道を進むと「神門」前には「茅の輪」が設置されています。「茅の輪くぐり」は日本の神道儀式の祓の1つ「大祓(おおはらえ、おおはらい)」中での神事(神に関わる儀式)で毎年6月30日(「夏越の祓」)と12月31日(「年越の祓」)に行われるのが恒例です。

くぐり方の図解。(1回目)茅の輪をくぐり左に回ります、(2回目)正面に戻り茅の輪を再度くぐり右に回ります、(3回目)正面に戻り茅の輪をもう一度くぐりそのまま進みます。

神門前の立派な「茅の輪」の上に木札の表示があります。

『水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命のぶといふなり・・』(みなづきのなごしの はらえするひとは ちとせのいのちのぶというなり・・)という和歌が掲げられています。『水無月(六月)の夏越の祓をする人は、寿命が千年伸びるといわれている』との意味で「茅の輪」を周る際の唱え詞(となえことば)です。


それでは「茅の輪くぐり」です。先ず一礼して「茅の輪」をくぐり『水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶといふなり』と唱え・・。

神門を超えて左側に回り正面に戻ります。

正面に戻り一礼をして再度「茅の輪」をくぐり『思ふこと みな尽きねとて麻の葉を 切りに切りても祓ひつるかな 』と唱え・・。
右側からもう一度正面に戻り一礼して『千早振る 神の御前に祓ひせば 祈れることの叶はぬはなし』と唱え「茅の輪」をくぐり直進し拝殿に向かうのが北海道神宮の作法のようです。正直唱え詞を覚えるのは大変です。作法が少し違ってもお祓いする気持ちが大事と思って周ります。

最後に心を込めて一礼して「茅の輪」をくぐり・・。

参道を拝殿に進み二礼二拍手一礼で拝礼します。

以上で「夏越の大祓」の「茅の輪くぐり」を終了。


「夏越の大祓・家内安全祈願祭」は30日(木)15時より。昨年の神事は神職のみで執り行われ一般の参列は遠慮するようにとのことだったのですが本年は参列可能(当日午前中までの申し込み)だったようです。

我が家は既に「大祓人形」の祈祷をお願いしています。

「大祓人形」です。作法は案内に書かれていますが基本は人形に自分の名前と年齢を書き自分の代わりに清めてもらうというものです 。


「茅の輪くぐり」を終え神宮茶屋へ。

茶屋裏の神宮の杜がエゾリス・スポットなのですが世代交代があったのか木の実を食べる位置が変わってきました。以前は神宮茶屋のベンチ正面辺りの観察しやすい場所が定位置だったのですが・・。

本日はこちらの位置に神宮の杜のエゾリスがいました。

耳毛や冬の白い毛が少し残る冬を越した《エゾリス》でした。
一つの木の実を食べ終えたので・・。

新しい木の実を探します。

その途中で‛ハッケヨイ!ポーズ三態’を見せてくれました。


もう一匹木の上にいたのは身体の小さい若いリスで冬毛もなくスベスベの毛でした。この春に生まれたのでしょうか。木ネズミですね。

「公園口鳥居」へ続く参道脇にもリスの影が見えます。
木の上に二匹のリスがいました。
1匹は食事中。

もう一匹は地上で熱心に木の実探しでした。本日も元気な神宮の杜のリスたちでした。



参道を歩き「第二鳥居」から境内外に出ます。


「北1条・宮の沢通(表参道)」から「円山公園」の「包丁塚」あたりへ。 「包丁塚」周囲の紫陽花も背丈が伸びてきました。


我が家近くの路地の紫陽花は咲き始めていますがここは日当たりが悪いからでしょうか・・開花が見られたのは僅かでした。今後を楽しみにします。


「円山公園」内を歩いて帰途につきました。本日の散策終了です。ありがとうございました。

 「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2023.6.30)
 

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