本日は円山・宮の森にあるミシュラン一つ星フレンチレストラン「LeMusée（ル・ミュゼ）」が監修し長年イタリアンを手がけてきたシェフが店主を務める大人気の『らぁ麺屋とくいち』です。札幌市中央卸売市場場外市場（札幌場外市場）の「卸売センター」内にあります。根室杉山水産「花咲がに祭り」の際に場所を確認し今般近隣への買い出しの際に出かけてきました。
朝の札幌市中央卸売市場場外市場（札幌場外市場）。観光客で賑やかです。
札幌場外市場の中ほどにある「卸売センター」は海鮮料理店などが並ぶちょっと昭和な雰囲気。その奥に『らぁ麺屋とくいち（tokuichi.Nouilles_Japonaise）』があります。
店のオープンは2023年2月。ミシュラン星付きフレンチ店のオーナーシェフが監修したラーメンをイタリアン出身の店主が調理するということで評判を呼び多くのマスコミ等で取り上げられた大人気店です。開店は９時ですが根室杉山水産「花咲がに祭り」の際に場所を確認しに来た時は8時30分頃すでに並んで待つ人がいました。
本日は近隣での買い物後の9時20分過ぎにダメ元で店の前を見ると並んで待つ人はいません！ラッキー！！と木彫りクマの看板横の扉を開けて入店です。
入店すると食券機。少し悩んでいると直ぐに店の人が来て説明してくれました。店の看板メニューにして人気は超淡麗系「らぁ麺 塩」と超芳醇系「らぁ麺 鶏醤」の2種類。それぞれに「特上」があり味玉とチャーシューが増量されるとか。さらに期間限定品の「油そば」もあります。
店内は4人掛けテーブルと2人掛けテーブルにカウンター的な8人掛け大テーブル。案内された大テーブル上にも店内随所にもアイヌ文化をモチーフにし熊の木彫りなどが置かれています。
また店内の壁など随所に有名人のサインが飾られていました。
さて『らぁ麺』が登場です。「札幌軟石」のプレートに置かれます。
「特上らぁ麺 塩」（税込み1,300円）。見事なビジュアルです。
先ず目を惹くのはふわふわの「泡昆布」。塩と昆布を合わせて泡状にしたもので『お好きなタイミングでスープに溶かして味の変化をお楽しみください』とのこと。少しずつ溶かして「味変」します。
黄金色のスープ。フレンチの技法で手間と時間をかけて鶏の旨みを抽出したコンソメがベースで北海道八雲町の「熊石の塩」で調味。大変味わい深いスープです。
麺は「春ゆたか・はるきらり」などの全粒粉に「ふすま（表皮）」も加えてブレンドした特注の角刃中細ストレート麺。ぶつぶつの「ふすま（表皮）」が際立ち麦の味を感じる食感の良い味わい麺です。
具は瞬間スモークしたハーブ豚の「チャーシュー」、炭火焼きの「鶏ハム」、味のしっかり染み込んだ「メンマ」と「葱」。そして西区小別沢のフレンチレストラン「AGRISCAPE」飼育の卵で作る「味玉」とキノコの香りを調合した「キノコパウダー」。店の拘り『らぁ麺』は立派な完全食です。
目で楽しみ舌で味わい大変美味しくいただきました。店の方によれば開店から11時頃までは比較的余裕があるとのこと。次は同じ時間帯で醤油味の「鶏醤」を狙うことにします。ご馳走様です。
店の入る「卸売センター」は「根室杉山水産」の隣です。
らぁ麺屋「とくいち」
札幌市北11条西22丁目1-26 卸売センター内
電話番号：011-699-6707
営業時間：9:00〜15:00
定休日水曜日（不定休あり）
（２０２４．９．１３）
