志保(樋口智恵子)は「くらべ馬評判」という瓦版を作成するが、志保本人が競馬で損をしてしまう。その埋め合わせにと金融札に手を出してしまう。
南北屋の主人清右衛門から十両の借金をしてしまった志保。それを聞いた藤田主水(一条和矢)は大激怒、南北屋の利子は十両じゃすまないぞとすぐに返済するよう忠告した。
なんとか瓦版が売れ、志保は南北屋からの借金を完済することができた。しかし南北屋に借金している中小の店子はそうもいかない。みんな赤字経営で苦しんでいるところに南北屋などの金融札である。その借金が焦げ付いてブラックリストに載った店もあるという。
志保の話で南北屋グループのからくりを知った主水。さっそく葵(飯塚雅弓)と愛佳(力丸乃りこ)に南北屋の客になってもらうことに。清右衛門から早速金融札を作ってもらうことになった二人、しかしその影には大量の小判の入っていた蔵が。
そして小さな小間物問屋が南北屋に押しかける。どうやら南北屋の暴利に耐えかねた模様。そこを通りすがりの勘定吟味方同心・今井が斬りかかったのだから、愛佳はもう茫然自失だった。押しかけた人たちは今井と南北屋の用心棒3名に斬られてしまう。
愛佳が見た今井、南北屋の用心棒たちの非道ぶり、そして南北屋の暴利を貪るありさまに、葉っぱぎ人たちは怒りを覚えた。するとこのみ(落合祐里香)が南北屋グループから百両も借りたと言って、これと斬られた町人たちの恨みを元に南北屋と勘定吟味役から小判をかっぱぐことを思いついた。
南北屋と勘定吟味役の屋敷からかっぱいだ小判を、葉っぱぎ人たちは町中にばら撒いた。そして葉っぱぎ人たちが持っていた金融札は南北屋の前で焼却された。
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