辰は「藤田主水よ、葵組に手を出すな」と最後通牒を出す。しかしそんなことを主水が、というか葉っぱぎ人が聞くはずもない。
すると葵組は鶴来屋に火を放つ。これは初音と梓が未然に食い止めたが、元締にまで葵組の手が及んだとなると、ほっとけない。
葵組が次に狙うのは紀州あたりと読んだ葉っぱぎ人たち。しかしそこに千尋が。
「八丁堀が普段の八丁堀でどうするのよ。奥さんは雫組が保護しているから安心して」
「・・・で、葵組の正体は」
「沙織の話では、徳川宗家らしいわ」
徳川宗家と戦うということになれば大変だ。葉っぱぎ人を総動員しなければ勝てない。それどころか、仕事を済ませたあとの処理が大変である。
主水は志保、葵、琴音、鶴来屋、五月雨堂を動員。このみと鷹之助は環、愛佳、由真、花梨、姫百合姉妹、草壁と集めた。これで葵組と決戦の準備はできた・・・はずだった。
ところが、そこに新たな葉っぱぎ人チームが。リーダーは那須の宗一と言い、皐月、ゆかりとともに仕事人活動を行なっていた。さらに蝉丸と言う流しの仕切人もついてくる。
「これだけいれば葵組と対等に戦えるはずだ」
「それはどうだ。相手は徳川宗家を騙る悪党だ。でもここで仕事を済ませてからが問題だ」
雫組と千尋、百合に主水たちが合流し、葵組と葉っぱぎ人たちの戦いが始まった・・・
しかし葵組を仕切っていたのはなんと尾張の隠居。こんな大物を果たして葉っぱぎ人たちは殺せるというのだろうか?
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