秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙竜種の書 怨虎竜 マガイマガド

2024-03-23 00:14:17 | 牙竜種














「怨虎竜」
マガイマガド
Magnamalo
牙竜種
竜盤目 四脚亜目 怨虎竜上科 マガイマガド科
全長約1602.38〜2276.11cm
全高約633.32cm
・狩猟地
大社跡、寒冷群島、溶岩洞など
・概要、特徴
全身を覆う甲冑のような甲殻、兜飾りを思わせる大きな角、そして先端部の甲殻が左右に展開する構造となっている槍のような尻尾が特徴の大型の牙竜種。



身体の至る個所から「鬼火」と呼ばれる紫色に光る特殊なガスを紫炎の如く揺らめかせ、それを纏って練り歩く姿をして「怨虎竜」とも呼ばれる。
体躯は鎧姿の武者を連想させる重厚な厳めしい甲殻と小ぶりながら頑丈な鱗に覆われ、その間に突起のように立ち並ぶ梔子色の甲殻が縞模様を形成しており、目元や腹面は暗い樺色である。
前脚には梔子色の隆起した甲殻が並んでおり、その間を縫うように鬼火を発生させる紫色の噴出孔が並ぶ。









怒気に満ちた恐ろしい面構え鎧兜のような厳めしい甲殻は、さながら怨念に満ちた亡霊武者を思わせる。
兜角と呼ばれる雄々しい梔色の角は強者に打ち勝ち、その血肉を喰らう事でより大きく成長するとされ、雌へのアピールに用いる。




禍々しい外殻のうち梔子色の尖った部位はそれ自体が外敵を寄せ付けない攻防一体の武器であるが、これらは興奮時に伸張、展開し、マガイマガドの凶悪さをいや増す。
紫のガスが噴出する気孔の覆いも兼ねており、それが開くということはマガイマガド自体が巨大な爆発物と化すことと同義である。





鋭い爪と肉球を備えた四肢は屈強に発達し、高い運動能力を誇る。
前脚の側面からは後部へと伸びる腕刃は爪が発達したものであり、刀のような切れ味を持つ。
普段は前脚に沿う形で畳まれているが、戦闘時には左右それぞれで展開し、殺傷能力を引き上げる。
https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1690996793302278144?t=0szcoaNhgeMd4VIidtBuTw&s=19
休憩中は腕刃の手入れを行い、次の戦闘に備える様子も確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1597902384843616257?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1493769155299790848?s=19




伸縮自在の槍のような尻尾は背の刀殻、前腕の腕刃と同じく尖刃が重なっている。
興奮時に伸張、かつ収斂し、十字の槍のごとき形状となることから刃尾とも呼ばれる。
・生態
非常に縄張り意識が強く、日夜を問わず広大なテリトリーを練り歩き、ガスを振り撒く姿が目撃される。特徴的な兜角をいからせ、痕跡を配して存在を誇示するのである。
大社跡を縄張りの境界にしているらしく、アケノシルムやビシュテンゴなど当地のモンスターの頂点に君臨している。
VSアケノシルム
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1771022564342870372?s=19





性質は獰猛で、「鬼気の餓竜」と形容されるほどの食欲を持ち、大小を問わず生物を骨ごと齧り、死肉の残骸すら残さずに喰らい尽くす。
一度獲物と看做すと強い執着を見せ、執念深く追い詰める。
より強大なエネルギーを蓄えようとする習性を持つのか、古龍に対しても捕食せんと喰らいついていくという
VSイヴェルカーナ
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1771023529380831249?s=19
VSクシャルダオラ
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1528521719551406080?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482907113131106306?s=19
VSテオ・テスカトル
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1530740601552896000?s=19
咬合力は凄まじく、一度噛み付けば自分の半身ほどもある獲物でも逃がさず、そのまま顎の力だけで投げ飛ばしてしまう事もできる他、捕食の際には頬に格納された巨大な犬歯が展開される。


狩りの際には尾で隙を見せた獲物の土手っ腹を貫いて仕留める。
非常に重厚かつ力強い体躯ながらその動きは俊敏かつ滑らかであり、極めて高い運動能力を持つ。
獲物へ飛び掛かる様は地を蹴って爆進するかの如き勢い、起伏の激しい大社跡の山々を軽々と跳び越える跳躍力を持ち、その瞬発力は離陸して逃れようとした飛竜に後から跳んで追いつくほど。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1506093163798163458?s=19











力と速さを兼ね備え、圧倒的な破壊力を誇る本種だが、その戦闘力をさらに引き上げるとされるのが、衝撃を受けると爆発する高濃度のガス「鬼火」である。
鬼火は即ち怨虎竜の「怨」たる所以であり、マガイマガドの憤激と狂気を現すといわれ、その猛攻に拍車をかける。
この鬼火は捕食物の骨を体内で分解することにより発生するガスが口腔、前脚と背中から尾にかけて噴出しているもので、攻撃の際にこの鬼火を獲物や外敵に「憑かせ」追撃によって爆裂させる事で致命傷を与え仕留める。









マガイマガドは大量に呼吸することでこのガスを冷却、圧縮し蓄えている。
この過程で体内に発生するガスの結晶は、怨虎竜の霊結晶と呼ばれる。
マガイマガドが死肉まで喰らうのは、このガスの発生の効率を高める目的もある。






鬼火は纏うほかに、槍のような刃尾から激しく噴出して敵を散らしたり、獲物へ跳びかかる際に後へ噴射し、猛烈な勢いを得たりすることにも用いる。
とくに後者は天へ駆け上がるかのような動きさえ可能とする。
この一切容赦の無い執拗な猛攻で獲物を追い詰める姿は悪逆無道と評されるほど。
VSアケノシルム
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482916458371813376?s=19
実際に本種は地上戦だけでなく空中戦でも相当な戦闘力を発揮することで知られ、飛行する飛竜に対しても凄まじい跳躍力と爆風を利用した急加速で以て追い縋り、マガイマガドが優位に立てるほどの力の差があれば一方的に地に叩き落としてしまうこともある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1520983058861621250?s=19
驚くべきことに、特級の危険生物として知られるかの爆鱗竜バゼルギウスが縄張りに侵入してきた際には空中戦の末に一方的に叩き落とし、これを一蹴したという衝撃的な報告も上げられている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1521685642383568897?s=19








外敵との戦闘で興奮すると背部を覆う刀のような形状の甲殻「刀殻」を展開して(大きさの異なる筒状の甲殻が重なり合う構造となっていて、気孔にガスを通すことで伸縮自在)多数の気孔がガスを発生、滞留を促すためマガイマガドの背に紫炎が立つように見える。
鬼火は使えば使うほど溜まっていき、頭部、腕、尻尾の梔子色のとげとげしい甲殻が大きく展開し逆立つ状態は鬼火臨界状態と称される。
当然ながら衝撃が加わることによる爆発性も保っているため、この状態のマガイマガドには近寄ることも追い払うことも困難となる。その威容はまさに禍威(マガイ)と呼ぶに相応しい。








百竜夜行が発生している地域やその周辺では非常に活動的になり、目撃報告も増加する傾向がある。
これは数多のモンスターが一度に出現する百竜夜行が、本種にとっては極上の栄養源を喰らい力を蓄える絶好の機会となっているためと考えられており、荒ぶるモンスターを鋭敏な嗅覚で察知し、百竜夜行に便乗して狩りを行う。
そのことから「百竜を喰らうもの」の異名を持つ。
獲物を喰らう限り、マガイマガドはいくら攻撃を加えられても弱らず、手が付けられないほどの猛威と化す。そのため、十分な実力を持つハンターであろうと、夜行を喰らう本種を撃退する事は極めて困難である。
よって、このマガイマガドの討伐を目指すならば、事前に百竜夜行とマガイマガドを完全に分断するような対策が必須となる。
なお、数は限られるがマガイマガド自体が「百竜夜行」の群れに加わり襲来してくるケースも確認されており、このことが原因で過去に壊滅的な被害を受けたという人里も存在している。
ただし、この場合でもあくまでマガイマガドは捕食に執着しているらしく、迎撃設備の破壊や障害物の突破を試みるよりも、直接迎撃に出向いたハンターや同時に出現した群れのモンスターに対して積極的に攻撃を仕掛けていく傾向が見られる。

このように百竜夜行と共に現れるため、モンスターの群れを率いているとも、追い立てているとも考えられてきた。百竜夜行を追うようにして姿を現してはモンスターの群れを喰らうバケモノとして、特に恐れられてきた存在である。



マガイマガドは雄同士で争い、2本の角を持つ王たる一頭の雄のみが広大なテリトリーを保持し、複数の雌を従え、子その縄張り内で生育される。
縄張りが広いほど雌や子を増やすことができるため、雄は生涯に渡りテリトリー拡大を進める習性があるとみられる。

広大なテリトリーやハーレムを維持するにはマーキングに必要なガスや食料が必要不可欠であり、そのため大量の獲物を必要として雄は日夜テリトリーを見回り、狩りを行う。



鎧兜の前立てを思わせる弧月型の兜角は一生に1度しか生えることはなく、折れてしまった場合は雌にアピールすることができなくなるため、その雄の個体は繁殖ではなく縄張りを広げることに注力し、非常に気性が獰猛になる。
・食性
肉食性。生きた獲物は勿論、死骸を捕食することも珍しくない。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482923102921105414?s=19
ガーグァのような小型モンスターからアオアシラのような中型モンスター、果てはトビカガチほどの大型モンスターも捕食対象としている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482910939066232834?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると禍々しい咆哮を放って威嚇すると同時に鬼火を纏い、獰猛に襲いかかる。
逞しい四肢を用いた肉弾戦はもちろん、強靭な咬力で外敵を拘束して大技を叩き込むなど、その戦法は苛烈そのもの。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482923496313286659?s=19





加えて高い身体能力によって外敵を撹乱するように動き回り、隙あらば鬼火を放つなどして技巧的とも言える攻め方をしてくるため、経験を積んだハンターでもその狩猟は困難である。
時にはごろんと転がり、隙を見せたように見せかけて起き上がりざまに前足で引っ掻く騙し撃ちのような攻撃を仕掛けてくる事もある。











伸縮自在十字槍のような尻尾を用いた攻撃は非常に多彩で、様々な方向から攻撃を仕掛けてくる他、尻尾に鬼火を纏っている時は円柱状に鬼火を放つ大技「尾槍・鬼火螺旋突き」を繰り出す事があり、攻撃範囲・威力ともに凄まじい。





また、尻尾を振り回す遠心力によって独特な音を立てながら鬼火の塊を距離を置いた外敵へ向けて次々に射出する遠隔攻撃や、周囲に撒き散らした鬼火を一斉に爆発させる範囲攻撃も可能。






鬼火は時間と共に赤紫色に色を変え、それと共にマガイマガドの攻撃も苛烈さを増していくが、鬼火の爆発から自身だけ無傷というわけにもいかず、噴出孔が発光するほどの鬼火を纏った状態はマガイマガドにとっても諸刃の剣で、衝撃を受ければ諸共大爆発を起こす。
マガイマガド自身もそのリスクは承知のようで、鬼火を最大まで纏った際は大量の鬼火を振り撒きながら突撃し、敵を空中から急襲し大爆発を巻き起こす大技「大鬼火怨み返し」を放つことで全ての鬼火を消費する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482914650786177026?s=19
これはマガイマガドの攻撃の中でも最高に危険な攻撃であり、突進の速度が凄まじいのは勿論の事、広範囲に渡る鬼火の爆発もあり、範囲内で全ての攻撃を回避し切るのは困難を極める。
このように極めて高い戦闘能力を誇り、火竜や雷狼竜にも匹敵する高い危険度を持つモンスターと見なされてい







・利用
マガイマガドの素材を用いた防具は生き物の本能をも喰らい尽くし、衆生が願う救いをも喰らい、禍を以て使用者を取り囲むという恐ろしい言い伝えがる。
また、この素材を用いた武器は怨虎竜の渇欲や怨念の具現とされ、獲物の血肉を貪欲に求め続けるという。
・ソース
MHR:S
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集
https://www.monsterhunter.com/mhb/dev_report/(8回、9回)
https://www.mhw-blog.com/mhrise-sunbreak-info/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%8A%E7%89%B9%E6%AE%8A%E5%80%8B%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%A8%E5%AF%BE




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