「金雷公」
金雷公ジンオウガ
Thunderlord Zinogre
牙竜種
竜盤目 四脚亜目 雷狼竜上科
ジンオウガ科
全長約1457.74cm〜1918.07cm
・狩猟地
渓流、古代林、密林、孤島、禁足地、遺群嶺、氷海
・概要、特徴
とある地方の雷狼竜の伝承において、
「金色なりし雷狼竜の王、一度吠ゆれば、千光を操り、万雷を放つ。寄るべからず、触るべからず、決して逆鱗に触れるなかれ。《金雷公》の怒りに触れることなかれ」
と語られる、雷狼竜ジンオウガの特殊な個体。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1770065949053583810?s=19
眩いほどに変色した黄土色の甲殻、黄金に輝く体毛と萌葱色の鱗、そして異常に鋭く伸長した右角と、返り血を浴びたように赤みを帯びた前脚が特徴。
通常個体を遥かに凌ぐ規模の莫大な雷エネルギーを宿し、その角や甲殻は黄金に比する輝きを放つ。
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。
・危険度、戦闘能力
恐るべきことに普段から超帯電状態を維持しており、絶命するか捕獲されるまで通常状態に戻らなかった事が報告されている。
それゆえ疲労状態に陥る事もないが、通常個体が疲労状態で行ってきた、ハンターを前脚で拘束して齧る攻撃方法は常時繰り出してくる。
また、通常個体では超帯電状態では甲殻が展開されて背部が過敏になっていたが、金雷公は甲殻の下の表皮も堅牢さを増しており、その弱点すら克服している。
更に、その性質から超帯電状態で発揮される苛烈な凶暴性をも常に昂らせており、縄張りを冒す外敵に対しては雄々しい咆哮を轟かせ、苛烈な攻撃を仕掛ける。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482218919825788931?s=19
発射後に地面に留まる雷光虫弾を放つ、角に電撃を纏わせて突き上げるなど、通常個体とは全く異なる攻撃を繰り出すこともある。
黄金の雷光を放つ超電雷光虫はかするだけで意識を刈り取るほどの激しい電流を帯びた極めて危険なものとなっている他、跳躍から勢いをつけて強靭な尻尾を連続で振り抜くなど、その攻撃はまさに轟雷の如き苛烈さを見せる。
しかし、特筆すべきは超帯電状態から更に雷光虫を集めることで体毛や爪が黄金に輝き、金色の雷光を纏う真帯電状態へと変貌を遂げ、更なる戦闘能力を発揮する点である。
真帯電状態では超帯電状態に比較して攻撃の手数は減るものの、一撃に秘める殺傷能力は超帯電状態の比ではなく、眩い雷光を纏う前脚は叩きつければ落雷の如き電撃を生じさせ、その爪に掛けた獲物を確実に屠る。
金雷公が舞うとき、狩場は眩い光に包まれるという。
しかし、流石の金雷公もこの真帯電状態を長時間に渡って維持することは不可能なようで、解除の際には咆哮と共に自身を中心に落雷のような放電を行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482217755940388865?s=19
・利用
金雷公から得られる甲殻や角は黄金のごとき輝きを放つ他、帯電毛は持ち主の元を離れてなお表面がバチバチと放電を続け、取り扱いには慎重を要する。
しかし、それらの素材を用いた金雷公の名を冠した防具は鍛えれば金雷公の魂が宿るとされ、通常の武具とは一線を画す性能を発揮するが、その着用を許されるのは特殊許可クエストを制した者のみである。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
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