「雷狼竜」
ヌシ・ジンオウガ
Apex Zinogre
牙竜種
竜盤目 四脚亜目 雷狼竜上科 ジンオウガ科
全長約1463.62〜1895.01cm
・狩猟地
大社跡、水没林、城塞高地、密林など
・概要、特徴
百竜夜行となって群れを成している過程で、それを統率、従えるに至ったとされるジンオウガ。
広い縄張りと屈強さ、通常個体を遥かに凌ぐ圧倒的な戦闘力を併せ持つ。
熾烈な生存競争を潜り抜けた結果、周辺のモンスターを支配するほどの影響をもつようになり、歴戦を経た傷だらけの恐ろしい威容を持つ事から、畏怖の念を持って「ヌシ(主)」と呼ばれる。
甲殻が黒緑色に変色している他、その身に纏い、生み出す雷もある地方の伝承で語られる「雷狼竜の王」の真帯電状態を思わせる、眩い黄金色へと変わっている。
蓄電殻は常に激しい電流が迸っており、その様はあたかも失った誇りを取り戻さんとしているかのよう、と評される。
また、まるで嵐に巻き込まれたかのような傷跡が全身に見られ、その影響か本個体は常に怒りと恐怖に支配された様な振る舞いを見せている。
その影響か、咆哮も震えるような響きを伴うものへと変化しており、百竜夜行においては群れ全体に怒りと恐怖を波及させる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1482538613409652737?s=19
・食性
肉食性。
超帯電状態を維持する性質上、捕食を目にする機会は稀。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1526855032284405760?s=19
・危険度、戦闘能力
他のヌシと同様に罠や操竜への耐性を有し、百竜夜行を率いるヌシの中でも、本個体はカムラの里では最たる危険度を秘めたモンスターの一つとして扱われる。
通常個体との大きな相違点として、超帯電状態を維持する能力が極めて高くなっており、痛手を受けて強制的な解除に追い込まれない限りは常に超帯電状態を保ち続ける。
前脚は通常個体にもまして著しく発達しており、膨れ上がった筋肉の血管が浮かんで血の赤が滲んでいる。
この前脚による攻撃は非常に苛烈で、『万雷を放ち、相対するものを容赦なく引き裂く』と云われるほど。
さらには活性化させた雷光虫に雷を落とし、自らが閃光纏う金狼となって襲いかかる。
怒ると眼が金色に輝き始めると同時に前脚の赤みは更に増し、振るう一撃の破壊力はまさに轟雷のごとく苛烈なものとなる。
放たれる超電雷光虫の群れは地面に留まって激しい放電を続ける他、雷爪撃には電流の波が押し寄せ、放つ雷撃は執拗なまでに敵対者を追い詰めるのみならず、そこへ連続して非情なまでの一撃を振るい、敵対者を確実に仕留める。
瀕死にまで追い込まれると大規模な放電で周囲を眩く照らしながら咆哮し、持てる全ての力を解放する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1770411320246165691?s=19
この状態になるとヌシ・ジンオウガは恐るべき大技を放つ。
黄金の雷光を放つ超電雷光虫を無数に放つと同時に周囲に複数の落雷を発生させ、放電を伴う咆哮を放った直後に跳躍、身体を翻して空中から電撃を纏う前脚を大地を砕き割るほどの威力で叩きつけ、敵対者を粉砕する。
その通り道にあるものは、全て焼き焦げ、崩れ去るのみである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1770411977292283945?s=19
驚くべきことに、かの嵐龍アマツマガツチが出現した獄泉郷の近隣に自ら出現し、途中からはエンエンクによって人為的に誘き寄せられたとはいえ、アマツマガツチへ挑み掛かったばかりか雷撃を放って怯ませ、最終的に地面に叩き落とされるものの激しい空中戦を繰り広げたという衝撃的な報告がされている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1770415645055947247?s=19
・利用
本個体の蓄電殻は常に激しい電流が迸っており、そのことから通常のものとは区別され「ヌシの超電殻」と呼ばれる。これは、カムラの里では特別な武器の素材として使われる事がある。
・ソース
MHR:S
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録
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