つづき4
この委員会への発端となったのが牛山博士の研究によるSICなのですが、それを当時の癌研究の大家、田崎博士が「鼻くそ論」と読んだ、それがマスコミで騒ぎになった。
そこで、国会証言へ。実はその癌治療薬SICよりも、その研究過程で発見された、「菌の自然発生」が大問題となったわけです。
その当時の国会証言の一部(午後の部)が音声版ブログに載せてあります。
ながら俗でどうぞ。
菌の自然発生と癌治療対策の国会証言
しかし、その後、誰もそれを論では否定しても、公開実験にて否定はできなかった。(なぜか厚生省も医師会もやらなかった)
そのため、
何度も国会で委員会が開かれたわけです。
そして、今度は松下博士の血液理論(千島学説と同様)が出てきた。それがまた論争となり、ついにこの国会委員会でその論争の白黒を正すというところへ来たわけです。
だが・・・・
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
○齋藤(憲)委員
私が言っておるのは、SICが病人にきいたとかきかないということを問題にしておるんじゃない
ということを言っておるのでありまして、
SICをつくる過程において、
点菌が球菌になり、球菌が桿菌になって、
そうして、その代謝産物の精製物がSICになっておるんだ
という牛山博士の主張に対し、
田崎博士は、
そんなばかなことはない
、点菌が球菌になり、球菌が桿菌になるなんていうことは、
カエルがヘビになったのと同じことだから、
それは鼻くそだと言った。
その実験をやりなさいと言っておる。
それをやらないのです。
だから、
それだけ学問上において大きな差異を来たしておるところのものに対して
調整費を出すから実験をやってくれ、
しかもガラス張りでやってくれ、
その発明者がみずから立って実験をやるやつを、
周囲から正当な実験であるか実験でないかということを
はっきり監視しながら立ち合い実験をやってくれ
というのに、
厚生省はやれない。
そういうことがあったんでは私は
研究費というものははっきりした体制において使われていないのじゃないか
と思うのです。
それはセンターの病院長としてどうお考えになりますか。
○塚本説明員 どうもSICに関してしろうとだものですからお答えがあまりうまくできないかもしれませんが、いまのように球菌が桿菌になったり、また、それがどうなるとかいうようなことが、そういう実験の間に行なわれ、それがガンにきくというような、そういうことまでわれわれの常識は進んでおりませんので、それは、つまりできたもの自身が効果があるないでこの段階では判定するよりしようがないじゃないかと思います。ただ、細菌学的には非常にそういうことは奇妙なことで、おそらくそういう意味で故田崎博士がそういう極言を使ったという形であらわしたのではないかと想像いたします。
○齋藤(憲)委員
これは水かけ論になりますからやめますが、
点菌が球菌に成長し、球菌が桿菌に成長するということがないと言うなら、
それは、ダーウィンの進化論というものはのっけから否定してかからなければならぬ。
そうでしょう。
そういうことがあり得るかあり得ないかということを確かめるのが実験なのですから、
SICがガンにきくとかきかないとか、そんなものはわれわれ問題にしていません。
そういうことでこの論争を科学技術振興対策特別委員会で取り上げたんじゃないのです。
はたしてそういう現象というものが微生物の世界にあるのかないのかということを追求しようということが論争の焦点であった。
それを厚生省がやれないというなら、
微生物というものの進化というものに対して厚生省は何らの責任も興味も持っていないということだな、
逆から言うと、やらないんだから。
尾崎医務局長に対してこれは執拗に迫っておるが、
どうしてもやると言わない。
そうして最後に尾崎医務局長が私に言ってきたのは、何とかプライベートにやらしてくれ。
私は、プライベートに実験なんかやってもらう必要はない、やはり公式の実験をやってもらうということを要求したが、
とうとうやれなかった。
だから、これは今後もひとつ問題として残しておきたいと思います。
〔内海委員長代理退席、委員長着席〕
いずれ文書なり何なりで大臣あてに要望しておこうと思っておりますから、あまりこういう問題で時間をとるというと本論に入らないことになりますからやめます。
ところが、この第五十一回国会科学技術振興対策特別委員会の議事録第十四号というのを読みますと、
きょう参考人としておいでを願いました森下敬一博士の参考人としての陳述がここへ出ておるのでありますが、
これを読みまして、一体こういう陳述がこの委員会で行なわれたのに対し、どうして問題にならないでこれがほっておかれるかということです。
というのは、
当時の文部事務官の渡辺大学学術局情報図書館課長も来ておられます。これはどういう関係で来られたか。厚生事務官の公衆衛生局企画課長の宮田千秋さん、厚生事務官、医務局総務課長の中村一成さん、厚生技官の国立がんセンター病院長、それから牛山さんと、いろいろな人が出ておられますが、
ここで森下博士が陳述をしておられるのです。
これは私落選しておるときですから、知らなかったのです。そうしたところが、こういう本を私は手に入れたのです。
こういう「血液とガン」という本があるから手にとってみたところが、社会党の原代議士が委員長の席についておる。これはまさしく部屋も国会の委員会ですね。
ところが、うしろをひっくり返してみたところが、
第五十一回国会衆議院科学技術振興対策特別委員会議録と書いてある。
それで非常に興味を持って私は読みました。
ところが、これはたいへんなことが書いてある。
一体なぜこれが物議の種をかもさないで平穏に過ごされておるのかということであります。
それでお忙しい中を御本人の森下博士においでを願って、きょうはわずかな時間でありますけれども、ここでひとつ論争の種を植えておきたい。きょう一回で終わらないですよ、大問題ですから。
第一に、森下博士の国会における陳述というのは、
「このガン問題というのは、
私たちが十年ほど前から提唱しております
新しい血液理論というものを土台にしなければ、
ほんとうの対策というものは立てられないのではないか
というような考え方を持っております。」
こう述べておられるですね。
そうして、血は骨髄でできるものではない。
骨髄で血ができると考えておるのがいまの医学のガンだ、
血は腸でつくられるのだ、
こういうことが一つですね。
それから、
ガン細胞は分裂増殖しない。
それから、
赤血球は可逆的な作用を持っておる。
まだほかにも書いてございますが、時間もございませんから私なるべく簡潔にきょうの焦点をしぼりたいと思うのでありますけれども、森下博士に伺いたいのですが、
一体われわれしろうとは、食ったものが血になるのだと、こう考えておる。
それは食ったものが血になるのでしょう。
その食ったものが血になるということは、胃と腸とでもって血をつくるのだと、こう考えておる。
なぜ一体事新しくここへ血は腸でできるのだということ、いわゆる腸の血造説を持ち出しておられるのか。ほんとうに現在の医学では、血は骨髄でできると考えておるのですか、それをひとつ伺いたいのです。
○森下参考人
現在の定説では、赤血球、それから白血球の一部は、いわゆる骨髄組織の中で生産されているというのが世界の定説であります。
しかし、この考え方にはたいへんいろいろ矛盾あるいは不合理な点がございまして、
私、かれこれ約二十年ばかり血液の生理学をずっと、現在でも学んでおるものでありますが、そういう立場から考えてみますと、
非常に大きな問題をはらんでいる定説であるというふうに考えておりまして、
実際にいろいろと実験を行なってみますと、
現在信じられている定説であるこの骨髄造血説は明かに間違いである。
実際に、私たちのからだの中を流れている血球細胞というものは腸でつくられているということを確証いたしました。
これを提唱したのは十年ほど前であります。
以来これは正式に、もちろん生理学会をはじめとしていろいろな学会で提唱いたしておりますが、
ほとんど顧みられている学説ではございませんで、
極端に申し上げれば、
黙殺されているという状態であります。
しかし、いま斎藤委員がおっしゃいましたように、これは、常識的に考えてもわかることでありますが、われわれ日常の食物が実際に消化液の作用を受けて、そうして、これが腸の粘膜の中に取り込まれて、赤血球という細胞につくりかえられておるというふうに理解すべき問題である。
そういうことを、私たちは科学的な立場で、科学的に実証したということであります。
○齋藤(憲)委員
そうすると、骨髄は血をつくるのだ、従来はこの学説によって医学の根本的な考え方がきまっておる、こういうことですか。
――そうすると、生物が生命を保持していく上において、特に動物世界において、血液によって細胞が全部培養されていく、
その血液が腸でできるのだという説と、骨髄でできるのだという説とが分離しておっては、
そこから一切の医学的な考え方というものは違っていくんじゃないかと思うのですが、それはどうですか。
それじゃ、そこからいろいろな医学的な考え方というものは違っていくのですか。
○森下参考人
私たちの新しい血液理論によりますと、食べ物が腸の粘膜で赤血球という細胞に変わりまして、この赤血球がからだの中を循環いたしまして、すべての体細胞に変わっていっております。
肝臓の細胞も、ひ臓の細胞も、あるいは皮下脂肪であるとか、骨髄脂肪であるとか、あるいは筋肉の組織もまた赤血球からつくられているのでありまして、
言いかえますならば、食べ物は血になり、そして血は肉になるという東洋古来の考え方に逢着するわけであります。
こういう理念というものが現代医学あるいは生命科学の中に存在しておらないということが、
数々の問題を引き起こしている根本的な原因である。
現在ガンをはじめとして文明病というものが盛んに広がりつつありますけれども、
こういう病気がなぜ起こるのか、あるいは、
それに対する対策というものがなぜできないのか
ということをいろいろ突き詰めてまいりますと、
食べものが血になり、血が肉に変わっていっている。
そして、この血液と体細胞との間に可逆的な関係がある。
血が肉になったり肉が血になったりというような、
そういうダイナミックなものの考え方が存在しておらないというところに
ほんとうの原因がある
というふうに私は考えております。
であるがゆえに、
われわれの血液理論というものが、文明病対策の根本理念として取り上げられなければならないであろうし、
あるいは
われわれが建康長寿を保つというような意味でも、
こういう考え方をぜひとも理解する必要があるということを
約十年来私たち提唱してまいったわけであります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
松下博士と同様に千島博士も新(真)血液理論を唱えて日本よりも海外で高名になっているそうですが、いずれも日本の医学界ではそれこそ「鼻くそ論」ごとく葬り去られてきました。
もし、この国会証言で厚生省や医学界のトップ連中が「それでは、公正な実験をやりそれが事実かどうかを検証しましょう」と言えば、今の癌死亡者増大はまったく逆の現象の道を走っていたでしょう。
しかし、それがどうしても、どうしても、どうしても(繰り返す)
やれなかった。 やらなかった。やってはいけなかった。
どうして?どうして?なぜ?(これも繰り返す)
自分に聞いてください。
この委員会への発端となったのが牛山博士の研究によるSICなのですが、それを当時の癌研究の大家、田崎博士が「鼻くそ論」と読んだ、それがマスコミで騒ぎになった。
そこで、国会証言へ。実はその癌治療薬SICよりも、その研究過程で発見された、「菌の自然発生」が大問題となったわけです。
その当時の国会証言の一部(午後の部)が音声版ブログに載せてあります。
ながら俗でどうぞ。
菌の自然発生と癌治療対策の国会証言
しかし、その後、誰もそれを論では否定しても、公開実験にて否定はできなかった。(なぜか厚生省も医師会もやらなかった)
そのため、
何度も国会で委員会が開かれたわけです。
そして、今度は松下博士の血液理論(千島学説と同様)が出てきた。それがまた論争となり、ついにこの国会委員会でその論争の白黒を正すというところへ来たわけです。
だが・・・・
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
○齋藤(憲)委員
私が言っておるのは、SICが病人にきいたとかきかないということを問題にしておるんじゃない
ということを言っておるのでありまして、
SICをつくる過程において、
点菌が球菌になり、球菌が桿菌になって、
そうして、その代謝産物の精製物がSICになっておるんだ
という牛山博士の主張に対し、
田崎博士は、
そんなばかなことはない
、点菌が球菌になり、球菌が桿菌になるなんていうことは、
カエルがヘビになったのと同じことだから、
それは鼻くそだと言った。
その実験をやりなさいと言っておる。
それをやらないのです。
だから、
それだけ学問上において大きな差異を来たしておるところのものに対して
調整費を出すから実験をやってくれ、
しかもガラス張りでやってくれ、
その発明者がみずから立って実験をやるやつを、
周囲から正当な実験であるか実験でないかということを
はっきり監視しながら立ち合い実験をやってくれ
というのに、
厚生省はやれない。
そういうことがあったんでは私は
研究費というものははっきりした体制において使われていないのじゃないか
と思うのです。
それはセンターの病院長としてどうお考えになりますか。
○塚本説明員 どうもSICに関してしろうとだものですからお答えがあまりうまくできないかもしれませんが、いまのように球菌が桿菌になったり、また、それがどうなるとかいうようなことが、そういう実験の間に行なわれ、それがガンにきくというような、そういうことまでわれわれの常識は進んでおりませんので、それは、つまりできたもの自身が効果があるないでこの段階では判定するよりしようがないじゃないかと思います。ただ、細菌学的には非常にそういうことは奇妙なことで、おそらくそういう意味で故田崎博士がそういう極言を使ったという形であらわしたのではないかと想像いたします。
○齋藤(憲)委員
これは水かけ論になりますからやめますが、
点菌が球菌に成長し、球菌が桿菌に成長するということがないと言うなら、
それは、ダーウィンの進化論というものはのっけから否定してかからなければならぬ。
そうでしょう。
そういうことがあり得るかあり得ないかということを確かめるのが実験なのですから、
SICがガンにきくとかきかないとか、そんなものはわれわれ問題にしていません。
そういうことでこの論争を科学技術振興対策特別委員会で取り上げたんじゃないのです。
はたしてそういう現象というものが微生物の世界にあるのかないのかということを追求しようということが論争の焦点であった。
それを厚生省がやれないというなら、
微生物というものの進化というものに対して厚生省は何らの責任も興味も持っていないということだな、
逆から言うと、やらないんだから。
尾崎医務局長に対してこれは執拗に迫っておるが、
どうしてもやると言わない。
そうして最後に尾崎医務局長が私に言ってきたのは、何とかプライベートにやらしてくれ。
私は、プライベートに実験なんかやってもらう必要はない、やはり公式の実験をやってもらうということを要求したが、
とうとうやれなかった。
だから、これは今後もひとつ問題として残しておきたいと思います。
〔内海委員長代理退席、委員長着席〕
いずれ文書なり何なりで大臣あてに要望しておこうと思っておりますから、あまりこういう問題で時間をとるというと本論に入らないことになりますからやめます。
ところが、この第五十一回国会科学技術振興対策特別委員会の議事録第十四号というのを読みますと、
きょう参考人としておいでを願いました森下敬一博士の参考人としての陳述がここへ出ておるのでありますが、
これを読みまして、一体こういう陳述がこの委員会で行なわれたのに対し、どうして問題にならないでこれがほっておかれるかということです。
というのは、
当時の文部事務官の渡辺大学学術局情報図書館課長も来ておられます。これはどういう関係で来られたか。厚生事務官の公衆衛生局企画課長の宮田千秋さん、厚生事務官、医務局総務課長の中村一成さん、厚生技官の国立がんセンター病院長、それから牛山さんと、いろいろな人が出ておられますが、
ここで森下博士が陳述をしておられるのです。
これは私落選しておるときですから、知らなかったのです。そうしたところが、こういう本を私は手に入れたのです。
こういう「血液とガン」という本があるから手にとってみたところが、社会党の原代議士が委員長の席についておる。これはまさしく部屋も国会の委員会ですね。
ところが、うしろをひっくり返してみたところが、
第五十一回国会衆議院科学技術振興対策特別委員会議録と書いてある。
それで非常に興味を持って私は読みました。
ところが、これはたいへんなことが書いてある。
一体なぜこれが物議の種をかもさないで平穏に過ごされておるのかということであります。
それでお忙しい中を御本人の森下博士においでを願って、きょうはわずかな時間でありますけれども、ここでひとつ論争の種を植えておきたい。きょう一回で終わらないですよ、大問題ですから。
第一に、森下博士の国会における陳述というのは、
「このガン問題というのは、
私たちが十年ほど前から提唱しております
新しい血液理論というものを土台にしなければ、
ほんとうの対策というものは立てられないのではないか
というような考え方を持っております。」
こう述べておられるですね。
そうして、血は骨髄でできるものではない。
骨髄で血ができると考えておるのがいまの医学のガンだ、
血は腸でつくられるのだ、
こういうことが一つですね。
それから、
ガン細胞は分裂増殖しない。
それから、
赤血球は可逆的な作用を持っておる。
まだほかにも書いてございますが、時間もございませんから私なるべく簡潔にきょうの焦点をしぼりたいと思うのでありますけれども、森下博士に伺いたいのですが、
一体われわれしろうとは、食ったものが血になるのだと、こう考えておる。
それは食ったものが血になるのでしょう。
その食ったものが血になるということは、胃と腸とでもって血をつくるのだと、こう考えておる。
なぜ一体事新しくここへ血は腸でできるのだということ、いわゆる腸の血造説を持ち出しておられるのか。ほんとうに現在の医学では、血は骨髄でできると考えておるのですか、それをひとつ伺いたいのです。
○森下参考人
現在の定説では、赤血球、それから白血球の一部は、いわゆる骨髄組織の中で生産されているというのが世界の定説であります。
しかし、この考え方にはたいへんいろいろ矛盾あるいは不合理な点がございまして、
私、かれこれ約二十年ばかり血液の生理学をずっと、現在でも学んでおるものでありますが、そういう立場から考えてみますと、
非常に大きな問題をはらんでいる定説であるというふうに考えておりまして、
実際にいろいろと実験を行なってみますと、
現在信じられている定説であるこの骨髄造血説は明かに間違いである。
実際に、私たちのからだの中を流れている血球細胞というものは腸でつくられているということを確証いたしました。
これを提唱したのは十年ほど前であります。
以来これは正式に、もちろん生理学会をはじめとしていろいろな学会で提唱いたしておりますが、
ほとんど顧みられている学説ではございませんで、
極端に申し上げれば、
黙殺されているという状態であります。
しかし、いま斎藤委員がおっしゃいましたように、これは、常識的に考えてもわかることでありますが、われわれ日常の食物が実際に消化液の作用を受けて、そうして、これが腸の粘膜の中に取り込まれて、赤血球という細胞につくりかえられておるというふうに理解すべき問題である。
そういうことを、私たちは科学的な立場で、科学的に実証したということであります。
○齋藤(憲)委員
そうすると、骨髄は血をつくるのだ、従来はこの学説によって医学の根本的な考え方がきまっておる、こういうことですか。
――そうすると、生物が生命を保持していく上において、特に動物世界において、血液によって細胞が全部培養されていく、
その血液が腸でできるのだという説と、骨髄でできるのだという説とが分離しておっては、
そこから一切の医学的な考え方というものは違っていくんじゃないかと思うのですが、それはどうですか。
それじゃ、そこからいろいろな医学的な考え方というものは違っていくのですか。
○森下参考人
私たちの新しい血液理論によりますと、食べ物が腸の粘膜で赤血球という細胞に変わりまして、この赤血球がからだの中を循環いたしまして、すべての体細胞に変わっていっております。
肝臓の細胞も、ひ臓の細胞も、あるいは皮下脂肪であるとか、骨髄脂肪であるとか、あるいは筋肉の組織もまた赤血球からつくられているのでありまして、
言いかえますならば、食べ物は血になり、そして血は肉になるという東洋古来の考え方に逢着するわけであります。
こういう理念というものが現代医学あるいは生命科学の中に存在しておらないということが、
数々の問題を引き起こしている根本的な原因である。
現在ガンをはじめとして文明病というものが盛んに広がりつつありますけれども、
こういう病気がなぜ起こるのか、あるいは、
それに対する対策というものがなぜできないのか
ということをいろいろ突き詰めてまいりますと、
食べものが血になり、血が肉に変わっていっている。
そして、この血液と体細胞との間に可逆的な関係がある。
血が肉になったり肉が血になったりというような、
そういうダイナミックなものの考え方が存在しておらないというところに
ほんとうの原因がある
というふうに私は考えております。
であるがゆえに、
われわれの血液理論というものが、文明病対策の根本理念として取り上げられなければならないであろうし、
あるいは
われわれが建康長寿を保つというような意味でも、
こういう考え方をぜひとも理解する必要があるということを
約十年来私たち提唱してまいったわけであります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
松下博士と同様に千島博士も新(真)血液理論を唱えて日本よりも海外で高名になっているそうですが、いずれも日本の医学界ではそれこそ「鼻くそ論」ごとく葬り去られてきました。
もし、この国会証言で厚生省や医学界のトップ連中が「それでは、公正な実験をやりそれが事実かどうかを検証しましょう」と言えば、今の癌死亡者増大はまったく逆の現象の道を走っていたでしょう。
しかし、それがどうしても、どうしても、どうしても(繰り返す)
やれなかった。 やらなかった。やってはいけなかった。
どうして?どうして?なぜ?(これも繰り返す)
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