(1836-1924)
近代の巨人的日本画家。天保(天保)7年12月19日、京都の法衣商十屋伝兵衛(富岡維釵(これのぶ))の次男として生まれる。名は初めしゅうすけのち道節、さらに百練と改める。字(あざな)は無倦(むけん)。号は初め裕軒(ゆうけん)のちに鉄斎、ほかに鉄崖(てつがい)、鉄道人がある。山本ばいえん(やまもとばいえん)に読み書きを習い、15歳のころ平田篤胤(ひらたあつたね)の門人大国隆正 . . . 本文を読む
川端玉章
(1842-1913)
日本画家。京都の蒔絵師(まさえし)の家に生まれる。本名滝之助。11歳で円山派の中島来章(らいしょう)に師事。また絵論を小田海僊(かいせん)に学んだ。1866年(慶応2)江戸に出、高橋由一(ゆいち)について洋画も学んでいる。82年(明治15)と84年の内国絵画共進会で銅賞を受けて名があがり、89年 . . . 本文を読む