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美術館(31)

2010年07月20日 02時53分47秒 | パソコン

                  堂本 印象

日本画家。京都生まれ。1910年(明治43)京都市立美術工芸学校図案科を卒業して西陣(にしじん)の織物工房に勤めるが、画家を志して、18年(大正7)に京都市立絵画専門学校に入学。研究科に進んで24年に同科を修了。在学中から西山翠嶂(すいしょう)に師事し、19年の第1回帝展に『深草(ふかくさ)』が初入選。第3回展『調鞠(ちょうきく)図』の特選を経て翌第4回展の『訶梨帝母(かりていも)』で帝展無鑑査となり、24年に帝展審査員。翌年には『華厳(けごん)』で帝国美術院賞を受けた。またこのころから寺院の襖絵(ふすまえ)などを数多く制作し、日本や東洋の古典を清新な感覚と華麗な色彩で近代に生かした画風によって名声を博した。30年(昭和5)京都市立美術工芸学校教諭、36年には京都市立絵画専門学校教授となり、44年に帝室技芸員となった。第二次世界大戦後も日展を中心に活躍を続け、日本画における抽象を求める。50年(昭和25)に日本芸術院会員となり、61年に文化勲章を受章。66年に京都の自邸の近くに自作を展示する堂本美術館を開設。箸書も多く、門人に三輪晁勢(みわちょうせい)などがある。抽象画家堂本尚郎(ひさお)は甥(おい)にあたる。


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