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広島空港大橋

2012年05月23日 05時25分12秒 | パソコン

                              広島空港大橋

概要

2011年4月20日開通。橋名は、広島空港近くにあり建設工事中から地元で親しまれていたことから「広島空港大橋」とし、愛称は公募879点の中から「広島スカイアーチ」になった。大型公共事業に否定的一部地元住民の間では地元選出の国会議員である亀井静香を冠した橋名で揶揄されている。

広島中央フライトロードの主要構造物であり、フライトロード第1期整備区間約10キロメートルの事業費約630億円のうち、この橋だけで約300億円を費やしている。沼田川の渓谷にまたがる橋であり、山陽本線を誇線し、広島県道33号瀬野川福富本郷線を跨道している状況である。アーチ部分の幅は380メートルあり、

2011年現在新木津川大橋を抜いて日本一の長さとなり、同年現在で世界15位にあたる。下を通る兼道33号から約190メートル上を通っている。このアーチ下の空間には基町クレドやマツダスタジアムがすっぽり入る大きさである。

これだけの長大橋を設計するにあたり、有識者で「技術検討委員会」を設置している。耐風設計上の想定風速は秒速45メートル。また工事にあたり、下に県道やJRが通っている状況であることから細心の注意を払った上で進められた。谷の急傾鈄地に最高で

95.6メートルある橋脚など下部エを施工するために30トン規模の重機運搬可能なインクラインを設置し、建設資材を運搬した。上部工架設工法は、一般的なケーブルクレーン・斜吊工法が採用されている。

地元デは観光名所としても期待されており、三原市は近郊に事業費

1億7500万円かけ橋展望用に「棲真寺公園」を整備した。


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