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美術館(19)

2010年06月18日 02時58分47秒 | パソコン

                  小倉 遊亀

(1895-2000)

日本画家。旧姓溝上(みそがみ)。滋賀県大津に生まれる。1917年(大正6)奈良女子高等師範学校国語漢文部を卒業後、しばらく教壇に立ったのち、安田靭彦(ゆきひこ)に師事する。

1926年第13回院展に『胡瓜(きゅうり)』が初入選、28年(昭和3)に日本美術院院友、32年同人に推された。38年小倉鉄樹と結婚したが44年に死別した。古典を基礎に、大胆でおおらかな

構成と、さわやかな情感がにじむ画風を築いて今日に至っている。初期では『溶女』、第二次世界大戦後では『0夫人坐像(ざぞう)』『月』『良夜』『越(コー)ちゃんの休日』『舞妓(まいこ)』

『姉妹』などがよく知られている。1976年

(昭和51年)女性では上村松園(うえむらしょうえん)に次いで日本芸術院会員に推された。80年に文化勲章を受章。90~96年日本美術院理事長。晩年、一時体調を崩したものの、105歳で亡くなるまで制作を続けた。


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