続きは気になるので新刊到着と共にDark Webを読み終えたが、本当のお楽しみは Amazing SPIDER-MAN。
今回到着した913号、914号は次の話が始まるまでの繋ぎ(fill-in)。繋ぎとは言え、制作スタッフはSPIDER-MAN に馴染みの面子。筋書をJoe Kelly 、画をTerry Dodson、インクをRachel Dodsonがそれぞれ担当。
今回913号を2冊購入。添付画像は本編も描いているDodsonsのものを選択した。通常版のJohn Romita Jr.のものも今回はもの凄い迫力で捨てがたい。しかし、好き嫌いで言って、Dodsonsのものに軍配を揚げた。
粗筋を手短に紹介。Felicia (BLACK CAT)の誘いに乗ってニューヨーク州の北部のスキーロッジにお泊りのPeter Parker (SPIDER-MAN)。そこで、偶然出くわしたのは元カノMary Jane (“MJ”)とその彼Paul。そして、ギャングに提供するための武器を試験中のWhite Rabbit等とも出くわしてしまう。こいつらが事件を起こしてしまう(当然の帰結)。
気に入った台詞やシーンを紹介。May伯母さんには仕事上の旅だと告げたPeterだが、May伯母さんはお見通し。別れ際の彼女の台詞。”I hope you and Felicia have a nice time.” その後にPeterにクッキーまで持たせるMay伯母さんにはお茶目以外の形容詞は浮かばない。
Peter一行と出会ったMJの棘のある台詞が好きだね。”It would be rude to just leave dinner, Paul. Not as rude as stalking a person.” ストーカーは元カレPeterのこと。痛い。
White Rabbitが襲われたと早合点したSPIDER-MANとCatだが、その後彼らのアジトで事情を聞くことにした。そこにある美味しい食べ物をCATは何の遠慮もなく食べていく。それを咎めたSPIDER-MANに対するBLACK CATの応え。”I had dinner plans. But something went wrong.” MJ一行と鉢合わせしただけじゃなくてRabbit一行の悪巧みの現場を目撃したことを指す。May伯母さんに負けずにユーモアがあるのはBLACK CATだね。
Dodsonsの画で言えばオープンカーを運転するCATがいきなりハンドルを手放し立ち上がるシーンが印象的。寒いのにお腹出して絶対お腹壊すと思うけどね。悪運が強い彼女は事故に会わないということか。この力まだあったけな?