アメコミとラーメン

今回はJoe JuskoのGreen Goblinの表紙、Amazing SPIDER-MAN 877号、878号



Beyond Corporation篇のAmazing SPIDER-MAN (ASM)は続く。ASM 877 (76)号、878 (77)号をレビュー。

877号の筋書をZeb Wells、画をPatrick Gleasonが、878号の筋書をKelly Thompson、画をSara Pichelliが担当。添付画像は、Joe Juskoが描いたVariantの表紙。通常版は大好きなArt Adamsが描いたものなのだが、どうもつまらない。それに引き換えJuskoの表紙は良いね。前回X-MENで紹介した表紙も良いのだが、Green Goblinのも味がある上に上手い。

次に粗筋。U-Foesとの戦いの最中に敵の一人から放射性の毒物攻撃を受けたPeter。その場に居合わせたBen Reilleyは病院へ彼を運ぶが、Peterの身体の状態は良くない。一方BenはU-Foesと対峙する。878号ではBenを監督する上司が登場。最後にはMorbiusが出現。

いつものように、好きなシーンや台詞等を紹介。今回もGleasonの画が非常に良いな。彼の描くAunt MayやMary Janeが素晴らしい。一方のPichelliも負けず劣らず素晴らしい。
特に良かったのはDr. Kafkaの診察を受けるBen。1ページを縦に5つに割り、Benを下から上に見上げるアングル、正面、横顔、最後に、2人を見渡すアングル。表情を描き、結末を一気に説明している。この原画欲しい。Marvelのアーティストの中で高く評価しているアーティストだけのことはある。(オイラは何様か。)

今回のSpider-senseの使われ方はナイス。Peterの命の危ない状況なので当然Spider-senseは点灯しっぱなし。じゃー、前回この放射性の毒物を浴びた時には、Spider-senseが効かなかったのかと突っ込まざるを得ない。

Beyond CorporationとBenとの接点MarcusとBenの同居人Janineとの会話。”He (=Ben) is coming back. “ “His uniform is.”大した会話ではないのだが、Marcusは追跡装置がついているコスチュームをもってBenだと認識している。これPeterと入れ替わるっていう将来の話の伏線であって欲しい。

Peterの病状について説明を渋っている担当医師に対するMay伯母さんの浮「発言。”Then he’s not very much going to like his life for the foreseeable future.” 勇ましい。

相変わらずのハイテクSPIDER-MANは好きになれない。仮面ライダーとかと同じように玩具会社との契約上必要な設定なのか。

MarcusやBenの上司、Maxineがちょっと気になるな。Thompson、Pichelliと女性制作陣が、強面の女性上司を絡めてきた。規則を守らずコスチュームを脱いで、マイクをオフにしたことが数度あったことに対するBenに対する叱責。”I can’t have you taking off your suit and turning off your comms whenever it strikes your fancy.” 単純な単語だけど英語の表現は面白い。それにしてもBeyond Corpの目的は何なのかな。

Peterの病状が回復に向かわぬシーンで外からBlack Catが覗き込む2コマ。これからの話の布石であることを熱望。
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