往年のX-MENの作家たちが交代に担当していた当時のままの設定で新しい物語を紡ぐシリーズX-MEN Legends 11号、12号を読み終えたのでレビュー。
11号の筋書をLouis Simonson、画を Walter Simonson、12号の筋書をChris Claremont、画を Scot Eatonが担当。X-MEN Ledgendsの締めは伝説の巨匠のオンパレードだ。今回は。添付画像は12号のもの。本編は描いていないがAlan DavisがNIGHT CRAWLER (“NC”)とKittyを描いた。(眼福)しかし、この表紙見たら中身もDavisが描いてると思うじゃない。
粗筋。11号はApocalypseの4騎士の最後の一人を探しにCalivanが古巣のMorlocksを訪ね大混乱。そこにNEW MUTANTS (“NM”)が助太刀にはいる。12号はEXCALIBUR結成前のNCとKittyがDestinyに無理やり依頼されMystiqueがForgeを殺すのを阻止する。
時代的にはLouisがNMをWalterがX-FACTORを担当していた1989年の作品に合わせている。NWのメンバーはオリジナルに加えBoom Boom、Rictor、Skids、Rustyが加わっている。懐かしいな。こうやって読んでみるとちょっとメンバーが多過ぎ。大勢のキャラクターをWalterが丁寧に描いているの印象的。自分でインクを入れているらしいが、非常に力強い重厚な感じがする。
Apocalypseが冷静にNMのメンバーの分析を行っているのが面白いか。
11号もそうなのだが、12号でも、無理矢理一話で物語を終わらせようとしているので、話があっけなく終わる。昔のアメコミってこんな感じだったかな。もう少しEXCALIBURの創設秘話的な話にして欲しかった。
Forgeを守るために集められたHarriersなる集団、記憶にないけど、前にX-MEN出てきた奴らみたいだ。如何にもSilvestri的なキャラだが、リーダーのHardcaseってCABLEに似てるな。
NCのアクションシーンは一見の価値があり、画を描いているEatonの技も悪くないと納得した。
Mystiqueが戦闘の末唐黷スNCを助ける理由を説明した最後の台詞を書いておく。”前略 Consider it the courtesy of a nascent hero. Next time, Kurt, you can save me.” ちょっとちゃっかりしている。
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