それ程期待していたわけではないが、最近買いたいアメコミが少なくなってきたので買っちゃったGiant-size X-MEN NIGHTCRAWLERをレビュー。(今回は短い)。
筋書をJonathan Hickman、画をAlan Davisがそれぞれ担当。添付画像もDavisが描いている。Davisは超ベテラン。今回の話、彼の画じゃなかったらメルカリでサッサと売ったな。特に1987年にChris Claremontと共に始めたEXCALIBUR誌の創設メンバーNIGHTCRAWLERとRachael Summersをこの本で再会させたのは実に大きい。それもRachaelのコスチュームは当時のそれと同様だ。まるで同窓会だね。
まず粗筋。X-MENの古くからの基地である屋敷を訪れたNIGHTCRAWLER他のミュータント達。そこには誰かいるようなのだが、わからない。漸くはっきりとした姿を現したのは昔のコスチュームを着たRachaelだった。彼女を追ってミュータント達は屋敷から続くこの世のものとは思われぬ洞窟へと向かった。
前回紹介したX-MEN 8号に登場した悪の宇宙生物Broodと同様、古くからX-MENに登場する悪の宇宙生物Sidriが今回久々に登場。WikipediaによればX-MEN 154号で初登場らしい。残念ながらあまりに昔に読んだのでもう内容を覚えていない。Dave Cockrumがレギュラーに戻ったぐらいの時代だ。
懐かしいと言えばもう一人昔のミュータントが再登場している。Lady Mastermindだ。彼女はもう少し使えるミュータントだと思うのだが、暫く消えていたな。
Hickmanは昔からの話の繋がりを大事にする人なので、こんな昔からのキャラを復活させてくれる。これはありがたい。
また、Dougの末\力を使ってSidriとのコミュニケーションをとらせる展開もすんなりと受け入れられる。
序盤は、昔ながらの幽霊話風で始まるのだが、根本的な問題を最後まで解決しない終わり方も昔ながらの幽霊話のようだなと。また、この話将来の伏線にするのかな。大して魅力のある悪人というか悪宇宙人ではないので、放っておいても良いかな。
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