SPIDER-MANの次は、X-MENってことで、All New X-MEN (”ANX”)10号、11号についてのレビュー。今回の添付画像は、Stuart Immonenが描く11号の表紙。彼の描くMAGIK(左下)はちょっとAndy Kubertの描く女性っぽいね。一方筋書きの方は、Brian Michael Bendis。
Uncanny X-MENでも同時並行して進行していたCYCLOPSのチームがWOLVERINEのところに乗り込んで、リクルートする話の続き。裏では、ミュータントの力を存分に使い、Raven、Sabretooth、Lady Mastermindがお金を盗みまくるって内容。
いつものように、好きなシーンや台詞等を書こう。10号のクライマックスは、CYCLOPSとかつての朋友BEASTの間の議論。読み応えあり。A v X事件(AVENGERSとX-MENの間の戦い)の前から完全に二人の間には大きな溝ができちゃってたからね。説得力のある議論は、CYCLOPSの方なんだよ。彼が帰った後にBEASTが、過去から来たCYCLOPSの質問に対しての説明は完全に理論的なんだけどね。もうこれは、負け犬の遠吠え。
それから、ずっとおいらが主張しているのは、宇宙の力、Phoenix Forceに支配された時に行った犯罪に誰が攻めることができるんだろうってこと。法律的に言えば、心神喪失状態で、無罪じゃないかな。
同じ場面でのWOLVERINEなんて全然ダメだね。表題の通り、CYCLOPSがX-MENの顔だよ。今のコスチュームは歴代最下位だけどね。
それから、過去から来たもう一人のCYCLOPSが彼らの会話を聞いた後の反応なんかは好きだな。
オチは知っていたけど、最後に過去から来たANGELが。CYCLOPSのチームと合流することにしたのは、面白い。そして、その時に、同じく過去から来たCYCLOPSの方に言った台詞が好き。ちょっと抜粋するとこんな感じ。I’m the only one here who kind of likes who you grown up to be.もう一つ、They are trying to do something.んーん、WOLVERINEのチームだって何かやろうとしているんだけどね。ただそれはミュータントの人権を主張することではないってことか。
それから、Ravenの盗賊としての素質を発揮するシーンは良いな。IRON MANのお金まで盗んじゃうんだから。ただし、話としては面白いけど、本人以外の人がこんな簡単に盗めるのは現実的じゃないけどね。
Kittyが過去から来たJeanに対して、SPIDER-MANの名台詞、”With great power comes great responsibility.”を説明するシーンは好き。ここで、この言葉が出てくるとは思わなかった。
最後に気に食わないところ。Stuartの描く女性はあまり好きになれない。何回も書いちゃうけど。
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