写真のTrade Paperback(“TPB”)は1989年に出た “The Demon Awakes”。1971年BATMAN 232号、1972年242号から244号まで、1973年255号を収録。1話を除き、画はNeal Adamsが担当。前にも書いたと思うけど、昔はBATMANと言えばこの人の描いたものが一般的だった。最後の話は他の話とは独立しているけど、構図が良いコマが沢山あって好きだな。
最終話を除き全てThe Demon, Ra’s Al Gulとの戦いの話。どうも、1話目と2話目との間に時間が空いてて、違和感がある。多分その間にRa’s との戦いは続いたはずなんだ。 もしかしたら、この間の話が“Bride of the Demon”っていうBATMANことBruce WayneがRa’s Al Gulの娘Taliaと結婚する話なのか?よくわからん。この話も読んでいるはずなんだけど、どこでだか完璧に覚えてない。絶対持ってるはずなんだけど見つからない。日本語版かな?Graphic Novelかな?
いずれにせよ、結構BATMANはもてる。今度の映画BATMAN BEGGINSの原作でもCAT WOMANと良い関係だし、SupermanやSpider-manと比べても回りに魅力的な女性が多いね。それももしかしたらBATMANの醍醐味かな。
残念なのはこのTPBが白黒ってところだな。アメコミってのは、カラーが前提で描かれてるから日本の漫画みたいにスクリーン・トーン(ャcャcとか斜線とかを原画に貼り付ける便利なもの)は使用しない。従って、カラーじゃないと何かしまらないんだよね。1970年代後半の月刊スーパーマンとか光文社のマーベルの末ナも、見た感じ寂しいんだなこれが。光文社の末ナは、寂しさを埋めるため、インクを黒でなく青とか茶色とか使って、不思議な雰囲気だったけどな。
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