あけましておめでとうございます。
今年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
最初の添付画像はAmazing SPIDER-MAN Gang War First Strikeの1ページ目のギャングの勢力図。こういうの好きなんだよね。指輪物語の中つ国の地図を思い出したよ。これを見ると結構狭い地域に多くのギャングが勢力争いしていることがわかる。2枚目はJohn Romita Jr.が描いた普通の表紙。JRJRは安定しているな。Marvelに戻ってきてくれてよかった。
筋書をZeb Wells 、画をJoey VazquezとJulan Shawが担当。
粗筋を軽く紹介。忘却界の怪物との闘いを終えたSPIDER-MANに休む暇はなかった。ギャング間の均衡を保っている裏で相手への憎しみを煽っていたHammerhead。一方Peterの友達Randyは市長となったLuke Cageと組んでスーパーヒーローを取り締まる法律を取り消すよう動いていた。その彼に命を脅かす危険が迫っていた。
今回も印象に残るシーンや台詞を紹介。悪人Slydeを追い詰めるSPIDER-MANの台詞。”Don’t you have better things to do than waste the SPIDER-MEN’s time?”複数形なのはその後にもう一人のSPIDER-MANであるMiles Morales(アニメ映画SPIDER-VERSEの主人公)が控えていたから。面白い。
BeetleことJaniceはRandyの婚約者であるとともにギャングがTomb Stoneの娘でもある。彼女父親の縄張り守ろうとするがHammerheadに婚約者を殺すよう命じられてしまう。役者の差を見せつけられた瞬間だな。その席に居合わせた他のギャングが止めるわけないしね。
銃弾に倒れたRandyの父親JoeのSPIDER-MANへの台詞。”Don’t you dare waste it. You get out there and show them he was right.” ItはRandyが信念をもってヒーローを取り締まる法律を廃止しようとした運動。新聞の編集者である彼だからこその台詞。
そして、この物語の最高の盛り上がりは、Hammerheadの愛人だと思っていた女性が、彼をぶん殴って鉄の頭を文字通り砕いたシーン。残酷だが自業自得的で子気味が良い。この愛人はHammerheadに殺されたはずのMadam Masqueだったとは。ということはASM 932号でCount Nefaria やSilvermaneを倒したのも彼女か。Count Nefariaは彼女の父親なのに。
ちょっと気に入らない点。画が基準点に達していないこと。みんな忙しいのかな。
もう一つ、この全体の物語の終わりが買っていないDAREDEVIL Gang War 4号で締め括られること。買うかな。悩み中。