あみの3ブログ

マイヤーレモンの里紀宝町を訪ねて@三重県南牟婁郡紀宝町 2022年10月21日

【和歌山・奈良お城めぐり】まとめの記事は→こちら



【マイヤーレモンの里紀宝町を訪ねて】




新宮城公園駐車場で目覚め、早朝の新宮城から新宮市のお隣にある「紀宝町」に移動。そこにはちょっとした思い出がある。


「うれしのきんちゃん」に掲示してあったパンフ※2016年当時



昔レモンラーメンが好きだったお友達と訪ねた石川県七尾市の「うれしのきんちゃん」という夜専門のラーメン居酒屋。こちらで提供されていた「レモンラーメン」は紀宝町特産の「マイヤーレモン」というものを使っていた。もちろん見るのも聴くのも初めてのレモンです。
マイヤーレモンとはレモンとオレンジの交配種で爽やかな甘みと酸味が特徴のふっくらとした実です。
うれしのきんちゃんレモンラーメン※2016年撮影


私もマイヤーレモンおすすめします、、、なーんちゃって(笑)※2016年撮影




当時お店の女性店主から謂れや、使い始めた理由など教えてもらい、いらいすっかりマイヤーレモンとうれしのきんちゃんのファンになりました。なので、今回の訪城予定地の近くに「紀宝町」の名前を見つけた時には、ぜひ訪れたいと計画に盛り込みました。

★うれしのきんちゃん・レモンラーメンの記事は→こちら
★三回も行きましたよ→こちら


新宮城がある新宮市は和歌山県、その隣の「紀宝町」は三重県で、熊野川を県境にした境目の町です。

マイヤーレモンは通常のみかんの木の一角で栽培されていると聞きましたので、漠然と「オレンジロード」に行けば見れるんじゃないかなと思い「オレンジロード」を目指すことにしました。

新宮城から熊野川の支流をさかのぼり、県道35号線と交差する県道141号線が「オレンジロード」といって、周辺にみかん農園が広がる地域となります。
とは言っても具体的な栽培農家を知っているわけではなく、漠然とその辺にあるだろうwと車を走らせていたのでなかなか見つけることができませんでした(;^ω^)
紀宝町標識と県道141号線



早朝にみかん農園の周辺をウロウロしていると、昨今の果実ドロボーと疑われ通報されそうですよね💦
なので、県道の近くにあったみかん畑でお手軽撮影。
なので、これがマイヤーレモンだったのかどうか?わかりません(;^ω^)





紀伊半島は年間降雨量が多いことでも知られるが、たびたび集中豪雨にみまわれ甚大な被害を被っています。2015年に発生した水害では紀宝町のマイヤーレモンが壊滅的な被害を被ったそうです。今回紀宝町を訪ねた際、熊野川の支流を並行して走る県道に水門が設置されていました。川に水門を設置するのではなく、道路に水門(防潮扉)が設置してあるのです。たぶんこの一帯は低い土地で、氾濫した水を食い止める事と、通行車両がアンダーパスに突入することを防ぐ目的があるんでしょうね。もちろん山側の高台に迂回路が設けてありました。

下の写真は朝日新聞の記事から引用させていただいた過去の水害の模様です。茶色い泥の川が熊野川で左手が和歌山県新宮市、右手が三重県紀宝町です。
熊野川の本流と支流がYの字に合流し、太平洋・熊野灘に流れ込んでいるのがわかります。


こういう過酷な自然条件の中でも、人は生きているんだなとつくづく感じさせられます。
今年もマイヤーレモンが色づく季節となりました。
12月になったら旬のマイヤーレモンを使ったレモンラーメンを食べに「うれしのきんちゃん」を訪ねてみようと思います🍜


【三重県 オレンジロード】
住所:三重県南牟婁郡紀宝町周辺 県道141号線
地図:
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