先日初訪のPORTO（ぽると）中華そばもあるとのことでさっそくの再訪。
先ずは中華そば
鶏ガラ透明出汁の清湯スープは薄口醤油で、昔ながらの中華そばをイメージ（新湊の老舗、双葉の中華そばをイメージしているとか）したがって先日頂いた「とりこつラーメン」（白湯スープ）とは別に出汁を摂っていると言う訳です。鶏油もそれ専用に地鶏の皮から摂ると言うこだわりよう。表層の鶏油が少々キツメなのでもう少し控えめにすればあっさりと美味しいと思うのだが、、、。あと、タレに仕込んだ化調も同じくキツメに感じます、ほどよく効かせて頂きたいものです。
2杯目は中華そばの裏メニュー的存在。黒板メニューですね。
出汁は中華そばと同じもの。カエシがチャーシューの煮汁を中心とした濃口醤油。色合いが濃いので富山ブラックに見えないことも無い。なのでオチャメな商品名「ブラック気分」となったのだとか(笑)
こちらの鶏油は凄く適量だ。それと化調の量も適度で旨い。チャーシューの煮汁という事でほんのり芳ばしさが漂う。後口の醤油に若干の酸味が残るが、旨みのバランスなのだろうから許容の範囲。
面白いもので、スープを飲み比べてみると旨いと思った「ブラック」が、中華そばの後では味気なく感じてしまう。それくらい化調がキツイということだと思います。その点は改良の余地がありそう。
余談だが店主のお父さんは海上保安庁勤務時代に厨房で腕を振るっていたとか。その当時のカレーライス（いわゆる海軍カレー）が好評で、毎週月曜日だけお父様手作りのカレーライスがメニューにのるそうだ。月曜日限定の海軍カレー、ぜひ食べてみたいものだ。
