9月12日で無期限休業(実質閉店)を迎える福井の 元祖一条流がんこラーメン雅(みやび)
修業先の元祖一条流二代目クレープBONとの涙の連食も果たしました。クレープBONの伊藤店主と共になごりを惜しみました。
前回雅を訪れた際ひょんなことから特別企画を開催することになりSNSのグループを通じて集まったラー友と共に、店主渾身の一杯を頂くことができました。
多忙の折協賛して頂いた店主、お世話頂いた代表者のK様、当日参加のラー友の皆様に感謝申し上げます。
参加者
K氏のご挨拶
店主渾身の製作風景
さて今回の提供メニュー、献立表まであります。
スペシャルメニューは牛骨塩ラーメン
定番の牛・豚・鶏の動物系出汁に牛バラ骨で摂った出汁を加えた牛Wスープ。やはり匂いと口当たりに配慮した、抑制の効いた牛スープ。
大腿骨と違って牛脂はかなり少な目で旨みだけを引き出したスープです。
味付けはサマートリュフ塩、といっても初めて聞く名前で想像もできませんが定番のモンゴル塩以上に輪郭がハッキリした味わいだったと思います。それでいながら喉の渇きも感じないスッキリした後口が特徴のようです。
トッピングは海苔・白髪ネギ・野沢菜の茎のようなシャキッとした食感のものもありましたw 赤いパプリカ・炙りの入ったしし唐の彩り、唐辛子の辛味は味のアクセント。
そしてキロ5000円と言う松阪牛を使ったローストビーフ。美しい仕上がりに恍惚💕としました。
もちろん熱が入る前にしゃぶしゃぶして頂きました。ジュわっと肉汁美味し~い♪
因みに盛り付けも観ていた参加者からは「おおー、きゃー」とかの感嘆の声が上がりましたwww
これは出汁に使った牛バラ骨に付いていた肉の削ぎ落し。柔らかくて味が沁み脂がいい感じ。
麺は定番北海道産ブランド小麦「春よ恋」を使った加水40%の#22中細麺。唇を通過するときのくすぐったいような感触、口の中で麺の跳ね返るような食感。まるで生き物のような繊細な麺と茹で加減はタイマー無しで、店主の経験と勘で茹で上げられる。まさに神です。
今回気付いたことは伸びにくい麺だということ。最初の口当たりから食べ終わるまで食感が劣化しないのは、計算しくされた結果なのだ!
ラーメンにはこれしかないと店主が導き出した集大成。もちろんて手際の良さお母様との息の合ったオペレーションがそれを可能にしている。もったいない”!これがもう食べられないとは( ;∀;)
こんな機会はもう二度とないだろうと、なごりの一杯は定番の醤油ラーメン+こってり
もう何もいうことはありません。ごちそう様でした
参加者全員感謝の気持ちから、期せずして拍手が起きました。感動で思わず目頭が熱くなるのを必死でこらえながら「骨の暖簾」を」後にしました。ありがとう~~!!