この時期のドラマは、
コロナを作中で描くものと、コロナのない世界線を描くものに二分されていました
本作はコロナをガッツリ描いています
逃げ恥の新春スペシャル
プライム見放題だったので久々に視聴です
このドラマの頃のコロナは、デルタ株。
中等症以上の感染者の症状がとても深刻で、恐怖が強かったように記憶しています
そんな中の、コロナに向き合ったドラマ
なぜか今見たら、いろいろな思いが綯い交ぜになって涙が止まらなかった
謎のウイルスが広がっていく怖さ、
現実を見ずに他人事にしたくなる気持ち、
行きたいところに行くのに言い訳がいる空気感、
特に、子育てをしている身としては、
突然大切な時間を奪われた子どもたちを思うと辛かったです
(青春に空白ができた彼らのことを思うと苦しかったですが、当時の私は心のなかで「戦時中よりはいいと思おう」と思うことで折り合いをつけていました。ウクライナがこんなことになるなんてこの頃まだ知らなかったので。)
知らず知らずのうちについた心の傷がまだ痛むということは、コロナ禍のドラマを見るにはまだ早かったかもしれないですね
そんなわけで、
コロナがすっかり落ち着いたころにまた見たいな、と思っています
コロナ禍で夫が在宅になったり、娘が休校になったり、オンラインで授業したり、密を避けてキャンプをたくさんしたり、毎日のように家族でくっついてドラマや映画を見たり。
そういう、コロナ前にはなかった経験もたくさんあって、そのどれもを私は確かに楽しんでいたはずなので。
次に観るときには、大変だったけどなかなか良かった部分もあったね、なんて思い出しながら観られたらいいな、と思います
ちなみに。
作中で男性の育休について触れています(前半はこの話題がメイン)
ドラマの中で、制度はあれど男性はなかなか育休なんて取れないよねーみたいな内容なのですが。
現在、私の仕事のボス(男性)は10ヶ月の育休取得中←部下としては、流石に長過ぎない?とは思ってる…
コロナを経て、出勤することにそこまで意義を見出さない業界も増えたのかもしれませんね
逃げ恥放送時から現在までの間に、時代も少し変わったのかもな、と思いました