有村架純さんが出ていること以外は、物語なども含めて情報を一切知らずに見た一本
どんな話なのかなと思いながらの視聴でしたが、まさかのファンタジーで驚いた
映画は面白くなかったです
有村架純さんが出ていること以外は、物語なども含めて情報を一切知らずに見た一本
どんな話なのかなと思いながらの視聴でしたが、まさかのファンタジーで驚いた
映画は面白くなかったです
とても評価が高い作品ですが、私には合わなかったです
映画の尺とは思えないほど物語を詰め込んでいるのに、無理がない脚本になっているのもすごいと思いました(連ドラ全話見たくらいの内容でした)
ただ、なんだかモヤモヤします
こういう、じつは違う人間だった系の話は、後半でバチッとピースがはまる感じとか、もしくはどんでん返しがあるとかをどうしても期待してしまう
なんというか…
うーんモヤモヤします…
ガッツリネタバレですが↓
死刑囚の息子と在日韓国人を同じように語っていいのでしょうか
当事者からしたらそれくらい出自が辛いことに変わりはない、と仰る方も多くいるかも知れませんが、
それと同じくらい、こんな描かれ方をして傷つく当事者もいると思います
人権について、
当事者でもない人間が過剰に当事者を守ろうとしすぎて、むしろ悪印象を与えてしまい当事者にとっても良くない結果になるのでは。と思います
すっごくつまらなかったのに最後まで見れた
可愛いインテリア、丁寧な暮らし、おしゃれな日常系ドラマが好きだから最後まで見られました
が、つまらなかったです
所々にあるシュールな感じとか、そもそもどのキャラクターも全然魅力的じゃなくて、嫌だってほどじゃないけど好きではなかったです
うーん、こういうドラマは当たり外れが激しいな〜
文章が少し硬いのもあって冒頭からすぐに世界観に引き込まれ、読み終えたあとの脱力感が半端なかった
漫画でも、映像でもなく、活字を読むことがやっぱり楽しい!と思わせてくれる一冊でした
読書をしていて一番好きな瞬間は、最後の1行を読み終えたあとの、張り詰めていた体中に血液が回りだすみたいなふわ~っとしたあの感覚。
なかなかそういう感覚を体験できる本に出会えることはないのですが、本書はとにかくずっと張り詰めながら読んでいたので読後のあの感覚も凄まじいものだった
前半から中盤にかけてはそんなに面白いと感じなかったのですが、中盤から後半は何ともやるせない、切ない、でも苦しくはない、いろいろあったけど幸せもあったね、とウメ(主人公)と私自身に語りかけながら読みました
人に大きな声でおすすめするようなエンターテイメントみのある話ではありませんが、この本に出会えてよかったしとても面白かったです
薄い本、そして短編集ですが、すごく読み応えがありました
どの作品も長編のようにスケールが大きくて、発想も展開も大胆で、振り返るとこんなに短かったんだと驚かされるものばかりでした
あまりにも内容が濃いゆえに、ラストがいまひとつに感じる印象もありましたが、そもそも短編集としてのラストと考えれば申し分ないです
全話スケールが大きすぎるので勘違いしてしまうだけ。うっかり長編大作の派手なラストを期待してしまっただけです。
好きな話は【最後の不良】と【嘘と正典】
どちらもワクワクしながら読みました
【最後の不良】は、色々な視点の人が出てきますがその誰の意見もよくわかる
誰かが何かを言えば、私もうーんそうだなぁと思い、
他の誰かの立場になると、私もうーんなるほどなるほどと思う
全く説教臭くなく、あらゆる立場に立てるという体験はなんだかすごく新鮮で、不思議で、心地よかったです
そして表題作でもある【嘘と正典】はさすがはスパイもの!息つく間もない心地で読みました
共産主義なんて根っこからぶっつぶせ!みたいな話ですが、根っこからぶっつぶせないことは歴史が知っていますよね
間違ったことや失敗を繰り返した過去が私たちにとっての「正しい歴史」であって、どんなにもどかしくても歴史を自分の好ましい方へ書き換えることはできないんだなぁ
個人的に見ればハッピーエンドではありませんが、歴史的に見ればハッピーエンドです
さいごに、解説も良かったです
京都大学の推理小説研究会の方が解説を書いているのですが、まさに小川哲さんのファン!といった感じで、
本書への愛情に溢れていて、文章にひたむきさもあって、とても楽しんで本編を読んだあとにこの解説を書かれたんだろうなと感じました
クドカンさんの作品はそんなにはまれる方ではないのですが、このドラマは面白かったです
令和にだんだん馴染んでいく阿部サダヲさん、昭和に馴染んでいく吉田羊さんの対比がとても良かった
どちらの時代のことも、否定ばかりするのではなくて受け入れていくのが、二人とも大人だなと思いました