アカデミー賞の視覚効果賞を獲った!ということで、劇場に見に行ってきました
せっかくなのでIMAX
IMAXにして正解でした!すっごい迫力だった!!
全体の感想としては、そういう戦い方もあるんだなぁととても感動しました
視覚効果賞を獲ったほどですから、映像は迫力があり素晴らしいのですが、
一方で彼らが取り組む対ゴジラの作戦自体はとても地味…というか堅実です
途中で凄いひらめきがありどんでん返しをするでもなく、ラストにヒーローが現れるでもなく、ならば自分がヒーローになるんだと陶酔する…ということもなく。
正直、この地味な作戦でラストまで引っ張れるのかなぁと心配になりもしたのですが、個々が自分のできることに向かっていく姿勢に感動したし、迷いや葛藤と自分だけで向き合い周りもそれを認める姿がなんというか、
立ち入らず傷つけ合わない、大人たちの物語だなと思いとても惹かれました
それにしても、ゴジラってなんか不思議な存在です
突然やってきて、目的を語るでもなく、ゴジラのバックボーンに触れるでもなく、人を捕食するわけでもない
いつ、なんのためにやってきたのかわからないまま、人間たちは必死に戦うものの、殺せたというわけではなくまた時を経てそのうちやってくる(ことを匂わせて終わる)
敵の真意がわからないのではドラマとして成り立たないのでは?と思うものですが、ゴジラに関してはなんかそこがいいって思います
(シリーズ通してみていればそのあたりについて描かれているのかもしれませんが…)
さて、
私は神木隆之介くんが、らんまん以来好きなのですが、
らんまんも今回も、神木くんは『現代よりも前の時代の役』がとても似合うなぁと思っています
うまく説明できないのですが、神木くんってとても日本的な演技をされるな、と思っていて、
それがひとつ残らずきちんと拾えるのが嬉しく、神木くんと同じ日本人で良かったなぁ〜と、最近彼を見るたびに思います