楓池中央部分にあるオオモミジ(大紅葉)、ムクロジ科カエデ属の落葉高木または落葉小高木。紅葉が美しく、個体や環境によっては春の新葉が赤いもの、また、秋に赤くならず、黄葉した後に落葉するものもあるとか。葉はイロハモミジより明らかに大きく、長さ7~12センチ、幅7~9センチ程度。7つに裂けるのが基本だが、5~9裂のバリエーションがある。この樹も7つが多く、5つ、9つのものもあった。
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2014-01-31 剪定後の姿ー自然樹形が美しい
できるだけ自然流に枝先を伸ばすようにしている。
モミジは、自然樹形が美しいため、本来剪定の必要はありません。
しかし、公園等場所の関係などで大きくしたくない時、剪定を行ないます。
剪定の時期は、落葉直後から年明け(一月末まで)くらいです。
3月に入ると樹液流動が始まるため、落葉直後から1月中までに終わるようにする。モミジは含水量の多い樹木で、剪定中、切り口から水が染み出てまるで涙を浮かべているようです。この時期を過ぎての剪定は、大量の水が染み出て、きり口が枯れやすいので要注意! 特に太い枝を夏場に切るのは厳禁です。
剪定;枝を切ったときの樹形を考えて、
・まず上に伸びて重なるなど、大きな枝はつけ根から切る。
・内側に向かって伸びている中枝もつけ根から切る。
・株元から伸びている徒長枝、これは元から切る。
・枝と枝が交差、外へ向いている枝ぶりのいいのを残して切る。
・幹から吹いている胴芽は全部、手で捥ぎ取ります。
・さらに、樹形を乱すような枝は好みの長さで切る。この場合、節のすぐ上で切る。翌年、節につく芽から新しい枝が伸びてきます。
太い枝を切った部分には、殺菌剤「トップジンMペースト等」を切り口に塗っておく。
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