広い地域で同じ食べ物はあるのだけど、
いやいや!
『そうじゃないところもある』…ことに
気づき始めたのは
いつごろだったかな。
まだ生まれた土地で暮らしていた時には、
《その 1種類》が当たり前で、
日本全国どこでも同じなのだろうと
「信じて疑わずに」いたことって、
他のことでも、よくある。
しかし、何かの機会に
他の地域は 違うのだ…と知って愕然とするのが😱
カルチャーショック なのか。
。。。
昔、
生まれ故郷から約900km,西の方に
初めて住んで暮らし始めた頃、
気づいたのは…
その土地の人々、皆んなが
《おせんべい》と呼ぶ食べ物が
醤油も味噌もついていない、
うっすら塩味? …かな?
というのが
《おせんべい》…と呼ばれる食べ物だということ…
(私が馴染んでいたのは『草加せんべい』のように醤油味が主流だった)
そうなのか〜
でも!
慣れてくると、
その うっすら塩味の おせんべい も
美味しくて、それもお気に入りになって。😊
そう言えば、
青森の『南部せんべい』も、聞くところによると
素朴な風味で
せんべい汁 と呼ばれる、
野菜たっぷりの鍋に、せんべいを割って入れる。らしい。
ヘルシーな感じ、食べてみたいなぁ。
…そうすると 考えてみれば…
その前までの自分は
『おせんべい』 という食べ物の、
ほんの少し の種類しか知らなかったのだなぁ。
と、ひとつ 賢くなった瞬間?
少しのことしか知らない人生だと
同じ 一生でも、
何か損をしてるかも? …(大げさな😅)
このトシになっても、
まだまだ知らない世界は たくさんある。
そんな
昔の あれこれを思い出しながら…
それでも、
自分にとっては昔懐かしい《お煎餅》が
手元にある時は嬉しい。
↑…この品の おせんべい屋さんは、
以前に書いた 旧東海道の
お蕎麦屋さん
↓
…(また、食べに行きたいなぁ…☺️…)
…の、近くにある、
老舗のお煎餅屋さん です🍘
おととし(一昨年)だったか?私が買いに入った時も、
地元の常連さんらしき女性が親しげに会話しながら選んでいました😄
。。。
それから、もうひとつ。
《お醤油味の焼きおにぎり》も美味しいけど、
昔、
(まだ昭和の30年代末〜40年代の始めごろ)
母や近所のおばちゃんが
おにぎりの周りに味噌を塗って
それを
火鉢の上で熱くなった餅網の上で
両面を ひっくり返して
香ばしく焼けた側から、
『ほれ』と、出してくれた
味噌味の焼きおにぎり が 時々
むしょうに 食べたくなる ☺️ …
母の実家の御先祖様は 宮城県 だからかな?
そう言えば、
母方の祖母の故郷は 《仙台味噌》が特産で、
その祖母の旦那さん(母方の祖父)の故郷の長野も、
《信州味噌》が 有名だ。
仙台の奥の方から上京して来た祖母と、
長野から上京して来た祖父との出会いは、
どんな だったのかなぁ…☺️…
なんて、食べ物の想い出から
御先祖様へと想いを馳せる ひととき🍵 でした。
……… ……… ………
↑(写真は、とある居酒屋さんの 焼きおにぎり)
白ネギの飾りが素敵ですね!
↓こちらも更新しました↓