弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

look back and look forward-into the hell 罪と罰1

2019-12-29 22:59:42 | 思考
実家に帰ってきて、浮かれていた。
少し休んでいいと。休むべきだと。

休むのが、よりよく苦しむために効率的ならば、それでいいだろう。
だが違うな、今の休みかたは。

あるアニメで思い出した。自分が彼の自殺の引き金を引いてしまったこと。
許されるのか否かということ。許されたか否かということ。

違う。許す主体が不在なのだから。許されるも許されないもないということを。

・・・結論がないということを。

主体がいなく、また代わりに裁くものがいないならば、裁く法律すらないのならば罪も罰あり得ない。勝手に苦しみ勝手に許されるも否もない。

だが、忘却は自分が自分に課した罪であり、時々こう

自分は生きていていいのか。

と自問自答すること自体が自分が自分に課した贖罪。その時々で考えること、そのことだけが
唯一の手段。だが、それすら忘れていては「救いようがない。」

救われるために生きているのではなくて、では今死ねばいいという訳でもない。
いずれ、その時が来たら、自殺じゃなくても勝手に死ぬだろう。その時がいつ来るかは分からないが。ろくな死にかたはしないだろうが、敢えて積極的にそれをすることもない。

父の記憶も彼との記憶も生理学的に薄れていく。ただ今思うことは。

思ったよりも辛くないが甘くもないー学振と障害年金と学費と自殺

2019-09-30 23:08:16 | 思考
国立大なので明日から授業開始である。

秋に入り・・と思いきや、気温が全然下がらずまだ夏っぽい。
それで、精神的な調子のほうも例年に比べてマシである。

朝起きるまでが本当につらい。起きてからもデパス必須で辛い。大学院行くのも辛い。
言ってからも辛いというかすぐに疲れてしまう・・・が、そこで我慢できれば眠るまで酷くはならない。
少なくとも自殺念慮はない。

のだが、今日、悪いニュースが入ってきた。学振DC1で二人、DC2で二人、自分の研究室の先輩が審査に落ちたのである。
うちの研究室には休学中のD4も全然研究室に顔を出さないD4もいる。
はっきり言おう。先行きが不安を超えて絶望しかない。

いや、先行きが暗いのも覚悟していたはずだ。でも、自分は学振取らないと、と思っていたのも事実で、それが研究室単位で厳しいとなると・・・
まあ、自分は来年申請なのでこれからの努力次第なのもあるのだが、やっぱり厳しいのだろう。

自分にとっての保険は障害年金。それも今年の秋に更新を申請している。
精神は病状が変わりやすいから、大学院通学中なら、切られてもおかしくない。
ただ、今の状態ではバイトと研究生活は両立できない。
一応、父からの相続分もまだあってD2ぐらいまでの学費分はあるが、障害年金が更新されない時、それを家賃と生活費に回すとなるとD1から奨学金である。


博士卒の先輩も言っていたが、学者としてやっていく能力があるかは最初から分かることではない。
むしろ、博士末期になって気づくことが多いらしい。
そのころには文系は手遅れ感がある。
まあ、自分の場合、もうそもそも選択肢が実家住まいで障碍者採用か、研究者くらいしか道がないので、それはいいのだが、やはりどこまでこの道を引っ張るかという問題は金銭的にも存在する。

研究してて面白いと思うこともあれば、使命感もある。
だが、それで、激貧に陥った時に、自殺にまで追い込まれたときに、本当に納得できるのだろうか。

諸々をどこで線引きしていいかがわからない。しかし、納得いかない段階で研究の道を退いても敗北感しかないだろう。
その時に、
向いてませんでした。
で、先に見えるものは何か。本当の本当にそれから障碍者採用にまでこぎつけるモチベーションがあるのか。

この道で大成できなかったら自殺。
それも何回も書いた。だが、それが本当なのかもわからない。

その時に生きる気になっていれば生きる。それでいいのだろうが、少し不安定な要素が多すぎる現状なのであった。

タバコの罪と僅かばかりの功

2019-09-11 17:59:09 | 思考
完全にニコチン依存性である。そしてそれも何とかなればと思っている。


ただ、近年の日本の禁煙ファシズムはどうかと思う。海外のような分煙化(屋内ダメ屋外なら割と自由)が進めばいいが、それも叶わぬことだろう。

まあ、それにしても、タバコが害悪が多いのは承知している。
ニコチン切れると集中力なくなるし同伴者に迷惑かけるし、歯は黄色くなるし、部屋も黄ばむ。
勿論、健康上の問題もあるが、それはそれで覚悟しているので、嫌なのは諸々の弊害。

ただ、唯一、功があるとしたら、感覚が鋭敏な自分にとっては感覚を鈍磨させていること。
そして、やっぱり、気持ちの整理が下手だから、喫煙はそういう機会になること。

別の気持ちの整理の仕方を探すというのが禁煙セラピー的なものだが、化学物質が直接血流に乗るのはやっぱり刺激的な部分で他にないのである。

電子タバコも安全性が証明されていないうえ、結局、依存するということにはなるが、低温型のある種類のものは、副煙もすぐ消えるし匂いもヤニも発生しない。
何度もそれに切り替えようとして失敗してきたが、今度こそはそれに切り替えたい。

それは前の日記で書いたような不便を減らせる。
やるしかないか。

(言い訳ですが、精神状態もあって、禁煙外来も5回ほど失敗してます。タバコというか薬物全般への依存性や耐性は個人差があります。自分はたまたまそれらが強かったという不運。ここまで依存性が高いなら初めから吸っていない。というか、何で真綿で首を絞めるような政策しか出来ないのか。そりゃ既得権益とかはあるが、いっそのこと、タバコを違法にして欲しい。)
医療用大麻が時間と場所を限って合法化されないかなあ。。

生かされているのではなく殺されていないだけ

2019-08-26 23:20:07 | 思考
一応、誕生日とあって母と友人二人からお祝いの連絡をもらった。
嬉しくはあったが、年齢的には老いていくだけ。
とはいっても、一応、新天地でそれなりに頑張っているのだからそれなりに自分を褒めてあげてもいいだろう。

ただ、母との会話の中で、
生かされているうちは生きていなさい。
と言われた。
これは勿論、母が自分を生かしているという意味ではなく、過去の諸々や母が自分自身を顧みて言ったものだ。父も伯父もろくな死に方をしなかったし、私が昔から自殺念慮に悩まされてきたから。

しかし、個人的には生かされているというよりは殺されていないだけ。
誰に?何に?
と問えば、一番は自分自身に。次は社会や環境に。

自分よりもっと悲惨な状況にある人が多いのは分かりきっている。
それでも、脆い自分は自分に何度も殺されかけた。今は影を潜めているが、いつまたその呼び声が甦るか分からない。

それでも、とりあえず今は生きていようとも思うし、今の道で自分なりに頑張ってみようとも思っている。
今の道しか懸けるものもないのだが、少し生き急いでいる感はある。
その辺は変わった。
殺されないから生きている
という前提はあるが、自分なりに突き詰めたいものー研究テーマが生まれて積極的になった。
其故に少し視野が狭くなっている気もする。
大学院という特殊な環境とはいえ、そこしか見えていない。

まあ、今はそれでいいのだろう。
死なない、とか、生きる、とかそんなのは要らない。でも今死ぬのは不本意過ぎる。
意識だとか死だとか、精神疾患だとか訳の分からないものに屈する前にそれらに一子報いたい。果てし無い道であるが納得したら死ぬだろう。

納得できる欠片もないのがある意味救いであるのだろう。
疑問が疑問を呼び、答えの片鱗すら掴めない。
それでいいのだろう。苦しい時と楽しい時も半々くらいだし。
しかも、その苦しみはあの精神を焼き尽くすような苦しみでもないのだから。

ともかく、あの自分を殺そうとする声にはしばらく黙っていてもらおうか。

帰省先から戻ったがー雨降って地固まった・・?

2019-08-20 19:51:06 | 思考
帰省先の東京から帰宅。

帰省して感じたのは母親が妙に優しかったこと。
いや、優しいと言えば、去年大学院受かってから、土地の境界の問題で隣との紛争が生じてから、優しくなった気がする。

大学院の件は、まあ、ようやくかという感じだったのだろう。将来は明るくないとはいえ方向性は決まったのだから。
土地の境界の件は・・姉があまりにも手伝わなくて自分が色々手伝っているうちに、コミュニケーションが増えたということでもある。

加えて、伯父が亡くなり相続問題が発生しているので、その愚痴を自分が聞いているからだ(姉は全然聞かない

去年の日記を見て、大学院合格前は色々と母親との関係もぐらついていたことが分かる。

結局は、物理的に距離を置いたのが母親との関係の上では大切だったのだろう。
今はこちらを心配するのが凄く伝わってくるし、こっちもこっちで母親が心配である。
30過ぎた子どもが結婚せず働けもしなかったらそうなる。

姉はまともに働いているが、実家で勝手な行動ばかりとってしょっちゅう母親と喧嘩している。

精神障害の家族関係は本当に難しいんだな。
でも、ともかく、父が亡くなっているぶん、母親は大切にしていこうと思う。